| 作品について |
| キャンプ・ミーティングとはキリスト教の伝道集会のことで、19世紀コネチカット州に起こった宗教リヴァイヴァル運動と関連した宗教行事を指す。当時キリスト教の行事は形がい化しているという批判があり、この運動では、礼拝から来る精神的なものや内的なものを復活させようさせた。具体的には、普通の教会に行かず山の中や川のほとりでキャンプを張り、共同生活を営みながら聖書を読む活動があったようだ。これを音楽で表現したのがアイヴズの第3交響曲《キャンプ・ミーティング》である。 アイヴズはこの交響曲を、1901年から1902年にかけて作られたオルガン曲をもとにして1904年に作曲しており、11年に改訂もおこなっている。しかし作品の初演は1946年4月5日、ルー・ハリソン指揮ニューヨーク・リトル・シンフォニーによって行われた。作曲から初演まで、実に40年以上の月日を経ているのである。この作品によってアイヴズはピューリッツァー賞を獲得しているが、アイヴズはすでに70歳を越えていた。 素朴な味わいのする作品で、アイヴズの作品の中ではかなり保守的な作風と考えられる。グスタフ・マーラーがこの交響曲に感動し、ヨーロッパで演奏したいと考えていたそうだが、実現する前に亡くなってしまったという逸話もあるそうだ。 3つの楽章で構成されているが、それぞれの楽章には<Old Folks Gatherlin' 老年仲間の集い>、<Children's Day 子どもの日>、<Communion 聖体拝領>というタイトルが付いている。(05.04.27.) |
| レナード・バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルハーモニック 米Sony Classical SMK 60202 |
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バーンスタインはアイヴズの交響曲のうち、第2番を2回録音しているが、第3番に関してはこのニューヨーク・フィルのもののみが、商業録音となっている。その他には《祭日交響曲》を、同オーケストラと録音している。 このCDには、もともと第2交響曲のLP発売時にボーナスとして付属していた17センチ盤に収録された『バーンスタインが語るアイヴズ』が収録されている。第2交響曲の特定の小節におけるたくさんの引用の同時進行や、多様な音楽からの引用の実例が紹介されている。なおバーンスタインの話した内容はライナーノートに記載されている(英独仏の3か国語)。(05.5.11.) |
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