『赤い惑星     
 
〜1999年春〜
作詞作曲:みます

真珠星と並んで  
 赤い惑星が光る
砂浜は人気もなく 
繰り返す波ばかり

違う色の星二つ  
 並んだ星の巡りが
まるで私たちみたい
 君の声 風を呼ぶ

出会えた偶然は  
 誰に感謝したらいい
島影に廻る灯台  
  二人を未来へ誘う

 移ろう時の中で   
 今だけの歌を歌おう
遠い未来を甘い夜風の
果てに感じて

空高い麦星の    
 下で夢中になるほど
一緒にいる僕たちを 
季節は追い越して行く

世の中も知らない  
   君と僕だけれど
同じ星を      
  ふたり見つめて
歩いて行ける気がする

 吹き荒れろ春の嵐   
 ほとばしる夏の予感
 秋を越え 冬も越えて  
  いつまでも大切に

 移ろう時の中で    
 今だけの歌を歌おう
 遠い未来を甘い夜風の 
果てに感じて


(作者コメント)
惑星は星空の中で
少しずつ位置を 
   変えてゆきます。
一見いつも同じ姿の
ように見える星空も、
 たえまなく変化して
      「今」が、     
かけがえのない
ものである
ことを教えてくれます。