『遠い町の春』 作詞作曲:ミマス 遠くから 手紙ありがとう 旅の天気は どうですか 南の国の 早い春が 僕の部屋にも 広がるようです まだこの街から 見えるのは 白い山と 乾いた空 春菜の 小道をひとり行く 君の笑顔が 見えるようです いつか 桜吹雪の下で まぶしかった あの日の君が 同じ瞳で 空を見てるような そんな景色が 思い浮かぶよ 「来てよかった」 と書いた君の 青い文字は 春のにおい 近ごろ 元気のない君を 少し 心配していました いつか 桜吹雪の下で 見せてくれた 瞳が今も 夢の証で あり続けるように 遠い街から 祈っているよ いつか 桜吹雪の下で まぶしかった あの日の君が 同じ瞳で空を 見てるような そんな景色が 思い浮かぶよ
ミマスコメント: 日本には 二十四節期という 季節の体系があり、 私達の伝統的な 芸術はすべて、 その繊細な自然観 のもとに育まれて きました。 真夏の天の川に秋 を感じ、真冬の風 の冷たさに春を感じ、 満開の桜にはかなさ を感じる感覚は、 世界に誇るべき哲学 であると思います。