『空夢(Sky Dream)』 作詞作曲:ミマス 誰も目を 覚まさない時刻に 明けゆく空を 見つめていた 流行にまかせた 大合唱が この国の 空をふさいでるよ 空に向かって 夢を投げることも できずに 自由は行き場を失うよ いつのまにか ひとりになり 親しかった 人も消えてゆく 誰もいない この空の下で 生まれてきた 意味を見つけたい 幼かった 頃には誰もが 原色の夢を持つ 絵描きだった 幸せの意味を 取り違えて 羨むことに われを忘れてた 孤独のなかで 自分を見つめて 本当の勇気を いつか手に入れるさ いつのまにか 大人になり 宝箱を置き去り にしてゆく どんなときも 忘れはしない 今 見ている 朝焼けの色を いつのまにか ひとりになり 親しかった人も 消えてゆく 誰もいない この空の下で 生まれてきた 意味を見つけたい
(コメント) むかし、私の友人で 『朝焼けを見た 回数が人生の価値だ』 といった人がいました。 もちろんこれは比喩 なのですが、その言わ んとすることに共感 を覚えました。 個性的であるべきだ、 クリエイティブで あるべきだという 現代の流行に とらわれすぎると、 『享受する』という 最も大切なことが 疎かになるような 気がします。