『夏の想い』
作詞作曲:みます

夜空は夏の天の川  
 空高く南へ流れる
君へとつのる恋心  
いつまでも    
   巡る星のよう

穏やかな春の日に  
 君は街へと旅立った
谷を下る列車は   
幼い季節を     
    運んでいった

いつも歩いた    
   川辺の草原
降るような星の下  
   僕は一人きり

あの日と同じ天の川 
ゆるやかに   
  君へと流れる
言い出せなかった
気持ちを
あの人にどうか伝えて

いつまでもこのまま 
時が続くよう祈ってた
夢を語る君の目に
いつかこんな日が  
  来る気がした

君の幸せを     
  祈る今の僕には
こんな小さな町を  
  出る理由さえない

夜空は夏の天の川
空高く南へ流れる
君へとつのる恋心
いつまでも   
  巡る星のよう

あの日と同じ天の川
ゆるやかに
   君へと流れる
言い出せなかった
気持ちを
あの人に     
   どうか伝えて


(作者コメント)
日本中を列車で一人旅
していた頃、
ローカル線の無人駅で
列車を待ちながら、
そこで
繰り広げられたで
あろう小さなドラマを
勝手に想像して、
歌を作るのが    
    好きでした。