『みなみじゅうじ』
作詞作曲:みます
船旅に出よう
南へと向かって
君が昔から
ひとめ見たいと
言ってた
みなみじゅうじの
星を探しに行こう
憧れる心の
羅針盤をたよりに
船旅に出よう
南へと帆を張って
くじらも飛魚も
イルカも旅のともに
みなみじゅうじの
星を探しに行こう
望遠鏡に映る明日へと
キイルは波を切る
海原の彼方
あの星を見つけたら
ずっとずっと
言い出せなかった
一つの想いを
君のために僕が
これまでどんなに
幸せだったかを
きっと
伝えられる気がする
辛く苦しいときに
涙なんか出なかった
ただ君の優しさが
僕の涙になった
船旅に出よう
未来へと向かって
君がこの世に
抱いて生まれた
望みを叶えるために
海原の彼方
あの星を見つけたら
ずっとずっと
続いてゆく
二人の人生が
君の安らぎと夢
喜びであるような
時の流れになるように
僕は誓うこの星空に
海原の彼方
あの星を見つけたら
ずっとずっと
しまっておいた
孔雀色の指輪を
君の指に飾り
これまでありがとうと
そして君を
これからも大切にすると
僕は誓う
この星空に
(作者コメント)
僕のラジオ番組に
たまに
お便りを下さる方で、
奥さんを
亡くされた方がいて
その人をモデルに、
また旅好きなその人に
捧げるつもりで
作った歌であります。
「みなみじゅうじ」
というタイトルに
ちなんで、この詞の中に、
南半球を中心とする
星座の名前を10個
入れてありますので
見つけてね。
「船」を表す4つの星座はもちろん入っています。