どうすれば何度も立山に足を運んでいただけるようになるのか。そのきっかけは「立山の自然」と、それをお客様に伝える「人」が作り出すものではないだろうか。
そこで「立山の達人」を育成する。
「立山の達人」はお客様に立山の自然を案内することで、その魅力を伝えるプロである。そして人と人とのつきあいの中で、より深い満足、そして感動を提供できるのではないだろうか。
「立山の達人」の仕事・仕組み
 立山−扇沢(もしくは黒部ダム)の案内。自然の解説はもちろん、アルペンルートの添乗業務も兼ねる。
 募集団体、一般団体については予約制。立山駅、黒部ダムまたは扇沢で待ち合わせ。
 個人、グループについても同様に予約を基本とするが、人員に余裕がでれば当日対応も可としたい。立山駅、美女平、弥陀ヶ原、室堂、黒部平、黒部湖に待機。
 2回目以降は案内人を指名できるようにする。
「立山の達人」になるには 
募集 アルペンルートOBの皆さんに中心になっていただくのがいいと思うが、それ以外にもナチュラリストの方、一般の方でも興味のある方にも門戸を広げたい。さらに、現在あるホテルの会員制度の「アルペンルート版」のようなものを創設し、その会員の中からも募集したい。
応募 条件として、ある程度の山の知識があればいいが、のちに研修で知識は得られる。営業期間中に、土・日を中心に月に2〜3回ほど可能な人。
説明会 当社に代わりお客様を案内をしていただくので、その人の評価が当社の評面接価になる。接客に相応しい人物であるかどうかも重要である。
研修 立山の自然に関する知識、歴史、文化はもちろんのこと、応急手当の研修や、案内人としての心得なども学ぶ。場合によっては「旅程管理資格」の取得もしなければならない。
現地研修 実際に現地での研修。
業務開始!
 「現代の仲語」というべき役割の仕事。本来ならば当社社員でやることではあると思う が、通常業務との兼業には限界がある。そこで当社が責任を持って案内人を管理し派遣 することで、快適で安心、そして感動のアルペンルートの旅を提供できるのではないで しょうか。