OMEGA Ω 10mmAUTO
デルタエリートが登場した後に発表された
オメガ10mmオート。
実銃はGUN誌88年7月号と90年7月号に掲載されています。
(90年は10mmオートラインナップとしての1挺なので多くは記載されていません)
88年掲載のものはSPハウジングはミリガバと同じアーチ状でランヤードリング付き、
(マルイのオメガはこのタイプをモデルアップしていますね)セーフティーもミリガバと同じタイプ
90年のものはストレートハウジングでロングサムセーフティー(片面のみ)でした。
個人的好みでストレートハウジングにミリガバサムセーフティーにしました。
ベースはホーグロングスライドでスライド側面は多分マルイのものです。(オークション入手のため)
三枚おろしにしてあります。
BLK2004出品の際はやっつけ仕事だったのでスライド前面はブッシングむき出しでガバのままでしたが
GUN−PBさんがGM5改CZ75を作られた際にアドバイスを頂き今回きちんと?仕上げなおしました。
マガジンはスモール45のロジャースマガジンですが トリガーはABS積層から削りだし
デトを外せば10mmダミーカートが装填可能 意識してロングトリガーにしました
ハウジングはNMのストレートタイプ サムセーフティーはミリガバ用が サイトはハードボーラーのミレットを流用
無かったのでタカカスタム用を使用
実銃は45よりスライドに肉厚があるのでベースのセレーションを半分削るぐらいでちょうど良くなります。
画像で削り具合とガワの薄さがわかると思うのですが...
またやった人はわかりますが絶対に三枚おろしの際は溶剤系のもので貼り合わせないこと。
貼り合わせる部材が薄ければ薄いほどその影響で表面がよれよれになってしまいます。
(私もスライド以外の部品で経験あり)
P88のときもそうですが主な接着はエポキシ系を使い隙間の充填でプラリペアを使いました。
マズル前面 このスライド上面の逆アールが チャンバー形状、バレルリンクは
リコイルSPガイド先端は無加工 オメガの真骨頂(と思います) 発火を考えガバのまま
マグナポートもこのとおり 汚いですがバレルにもポート加工
マズルはブッシングの露出している部分を1mmまで削り込みガタ防止に1mmアルミ板を貼り
さらに上から1mmABS板を貼りました。
ブッシング根元のスプリングとして機能する部分はマグナポートに干渉するので削り落としました。
バレルのセンター出しと強度保持のためこのような加工をしましたがプラパイプなどでもいけそうです。
でもリコイルプラグは金属製のほうがいいと思いますが...
マグナポート製作後試射したところ1発でバレルリンク部が破損してしまいました。
現在別のバレルに交換しましたが破損が怖くまだポートは空けていません。とりあえず発火プロップということで...
スライド後部にエキストラクターが露出していたりチャンバー形状が丸いなどと
アップ用としては厳しいですがEJポートをごっそり開放してあるのでジャムは皆無です。
カートもかなり遠くまで飛びます。5月の福井オフでも快調に作動しました。
スライドストップが作動しないときがありますがまあ撮影時は編集できるので。(と言い訳)
実銃は作動が固い、当たらないと結構酷評されていましたが小道具としてはガバルックながら
印象的なラインで見る人が見ればわかる通好みの一挺になったと思います。
次回作を撮るときはキーアイテムとして登場させようと思っていますが.....?
モデルガンラボへ
トップページへ
|