WALTHER P88

 

 

 

 

 

 

テキスト ボックス:

 

テキスト ボックス: テキスト ボックス: テキスト ボックス:

テキスト ボックス:   ワルサーP88は83年10月にGUN誌に世界初独占スクープとして取り上げられました。
  その当時の物はプロトモデルと言うことでフレーム先端の形状など作例とはデザインは違います。
  今回は90年4月号掲載(これがおそらく市販タイプ)のものをモデルにしました。
  ガワはもちろんレプリカ製ガスガンP88を使用。比較してみましたが実銃は

  
     Fサイトが固定式(レプリカ製はアリ溝式〔モールドですが〕)
  
     スライド上部の凹みがある(レプリカ製は凹み無し〔プロトタイプと同じ〕)

  と言う感じです。ガスガンはどちらかと言うとプロト版寄りのデザインです。

  ベースはブローニングハイパワー(何故かカナディアン)です。
  完全発火プロップとして考えました。
パターンとしては三枚おろしです。
 

   スライドとバレルは短縮、スライド後部はハイパワーよりも長いのでABS板とプラリペアで整形してあります。

   SPガイドはハイパワーのSPガイド基部に エアコキオートマグVのガイドを加工し延長しました。

   フレーム前部も延長、トリガーガードはガスガンから移植しガード前のすべり止めは彫りなおしました。

    トリガー上部の独特のアールは意識して強調してみました。削りすぎてかなり薄いです。

   テイクダウンレバーはハイパワーのスライドストップを切断しP88のモールド部をそのまま接着。

    そのままでは回ってしまうので裏側にピンを立てフレーム部に穴をあけ固定できるようにしました。

   バックストラップ部はそのままですとハウジングが別部品で興ざめなのでP88から移植しかぶせてあります。

    ランヤード部は実銃はえぐったようになっていますがハンマーSPが入る位置なのでそのままです。

   左右デコッキングレバーはフレ−ム側に接着してあり完全ダミーです。(トリガーバーもダミー)

   グリップはハイパワーに合わせて下部を切断、短縮。
塗装はブラックシールを使いスライド側面のみ
  ブルースチールをうっすらと噴きました。

 

 

 

テキスト ボックス:

 

 

      

テキスト ボックス: バックストラップはこのとおり                                      


      


                     テキスト ボックス: 通常分解              


      

 

 

      

テキスト ボックス:

 

 

 

              

テキスト ボックス: チャンバー部もエッジを立ててみました
                

                 

テキスト ボックス: スライドレールはハイパワーのまま

 

 

 

 


 

 

発火性能ですがプロップとして使うにはいまひとつです。
サイドファイアーをベースにしたから、というわけではなく スライド、バレル短縮に伴い
リコイルSPが短くなったため異常にテンションが強くなり (それでももっともしなやかなM59用を使いました)普通のプラグファイヤーではBLKしません。
唯一使えたのが紙火薬用?のプラグ(針の先ほどの穴しか開いていないタイプ)でした。
煙も発火音もほとんどありませんが密閉度が高いため手首にリコイルがビシビシ来ます。
バレルもほとんど汚れません。

今同じものを作るとしたら機構を完全ライブにする為にP226をベースに使うと思います。

スクリーンにも全く出ず(小説には出てきますが)、実銃としてもコレクター向けになってしまっているP88。過去にコンパクトモデルを作った人はいますがフルサイズを作る変わり者は私ぐらいでしょうね。(笑)
マニアックな現代銃、大好きです。

 

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