Patriot Pistol

 

近年、対犯罪者用に高貫通力弾薬使用銃が見直され
SMGからアサルトライフル(またはカービンタイプ)にシフトしており
ポリス/対テロ用に223口径(M4系列)がメインになってきています。
携行性向上、CQB用にブッシュマスターやオリンピックアームズのように
ショート化されている物が多いですがその走りとも言うべきものが
ロッキーマウンテンアームズ製パトリオットピストルです。(GUN誌93年10月号に掲載)
今回はほぼ同時期に発売されたコクサイ製M16A2マシンピストルのイメージが
私の中にあるためこれをモデルガン化することにしました。

ベースはMGC製XM177−E2を使用。
ハンドガードとマズルはコクサイパトリオットピストルを流用しました。

   

     ベースのMGC XM−177との比較

グリップは実銃用AR−15用

レイル部分はマルイG36Cのキャリングハンドル部を流用
フォワードアシストノブはM725用に交換。
カートディフレクターはABS板からの箱組みです

 

                  ハンドガードを分解したところ
                  ガスバイパスはアルミ棒です

バレル基部はナットのみ 奥のリングは塩ビパイプと
     ABS板でスペーサーとして自作
その前のリングはコクサイ製。4mm穴(2箇所)が開いていたので
ネジ山を切りM4イモネジでハンドガードごと固定。

 

                     ストックエンドキャップはねじ山を削り落とし
                        穴あけ&タップでM3のイモネジで固定しました。

このマズルがコクサイ製パトリオットピストルを象徴しています
            亜鉛合金の塊です

C-MAG

今でも現役の多弾数マガジンといえばC−MAGです。
左右に50発づつ分けることにより直径を抑え
樹脂製にすることにより給弾性を上げるという
現代の技術が生んだマガジンの集大成ともいえるものです。

 

                      ベースはSTAR社製電動ガン用マガジン

   M16用20連マガジン下半分を切除し
    C−MAG下部のベースで固定。
     装弾数は10発になりました。

しかしながらショートバレルにC−MAGですと
非常に持ちにくいです。

パックマイヤー製グリップ

近年のガスガンはほぼ無加工で実銃グリップが取り付けられますが
MGCのグリップ基部幅は約130mm、実銃は100mmのため
削る必要があります。フレーム内部は中空のため大穴が開いてしまいます。
開いた部分はABS板とタフロンリベースにて完全充填しました。
部品構成は下記のとおり2ピースになっています。

   

       実銃用グリップの構成はこのようになっています

インチネジだったのでピッチをミリに修正
最初からミリネジも使えると気づいたのは
加工後でした...

ねじ込むとグリップ側にめり込むので面取り

ホロサイト レプリカ

何かレイルにつけようと思いましたが結構迷いました。
ルックスや機能性/実用性を考えホロサイトレプリカにしました。
作りはいいのですが仕上げやその他を考えるとレプリカのB級品という感じです。

   

         Eo Tech 551レプリカです
         入手時よりネジ部の錆、マジック?での
          タッチアップがありました
         ステッカーは入手時より曲がってました

EJポートから大きさを比較してください

溶着したレイルですが歪みも無くきちんと固定されます

 

                     カメラ映りが悪いですが赤だとこれぐらいの光量です
                     レティクルの実際の大きさは画像の倍ぐらいです。
                     光学機器素人の私でも見やすいです。

         緑だとこんな感じ
       自然光だと暗すぎて見えません

このマズル形状でフラッシュハイダー(消炎器)としての機能があるかは甚だ疑問です。
実際に使用するならバードケージタイプの方が効果がありそうに思います。
多分に映画的なデザインですね。
このスタイルでの映画登場は「VERSUS」でシルバーのスコープ?を付けて
撃ちまくっておりました。
ハンドガンも長物もコンパクト化が進んでいるように思います。
カスタム前のショート化で発火テスト済みですが快調作動でした。
暖かくなったら撃ちまくります。

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