新年明けましておめでとうございます。皆さんは98年はいったいどんな年だったんでしょうか?私自身は、数こそそこそこ釣れたもののなかなか良型には巡り会えず、さらには色んな方との出会いの中でやはり今の釣りのスタイルでは、大きいのは釣れんぞっと自覚しました。そして今年、やはり型を狙う釣りに徹する。これが課題、抱負です。それにはいろんな点で試行錯誤をかさねなければいけないし、辛抱も必要でしょう。でも北陸ちぬ爆釣会の一員としてはずかしくないような釣果を得るために努力しようと思っております。そのためには、今まで通り自分からも情報発信しますし、よろしければ色んな情報をいただければ有り難いと思います。とかく釣果はシークレットにしがちなもの。でも私のこのホームページではすべてオープンにしたいと思います。たかが釣り、されど釣り。趣味を同じにする者同士、友達の輪(和)をもっとひろげましょう!
いよいよ今日が釣りはじめです。思えば先月の18日からご無沙汰でした。釣りバカ日誌が開始されてからこれだけ釣行がなかったのははじめてです。
釣り納めをしたときから釣り初めは、マリーナか堀岡でと決めておりました。ただ数日前からの予報では、波浪注意報(あてにならない)がでていて3Mだか4Mだかいうので荒れ過ぎを心配しておりました。
朝起きると放射冷却の影響でかなり気温が下がっている様子。田圃の水たまりも凍っていて、全体が霜が降り白い状態。まだタイヤがノーマルなのでちょっと心配して外にでるが、昨日まで晴れていたので道路は凍結していない様子、しかし寒い。そのまま車を走らせると思ったより今日は南の風が強いようでこれだとナギだろうかと懸念する。堀岡到着、遠目に見るとグッドな感じの波。これで堀岡で竿を出すことに決定。
着替えて外にでるとやはり寒い。指がちぎれそうな位に痛い。われながらなんでこんなことしれるんだろうと思いつつ釣り場に急ぐ。すでに夜釣りをしていたのか、ウキ釣りの親子連れが右端内側にいる。テトラは一部凍結している。さらに最近荒れていたのであろう、下部のテトラにはのりがついていて危なそう。でも濁りが少々有り、グッド。盛期であれば間違いなく釣れそうな雰囲気、しかしながら最近の各人の報告の通り食い渋ってきているので今日はどうだか。それでも釣り初めには、グッドだろう。
昨年実績があり、一番好きなポイント(真ん中のやや右の沖にでているテトラ際)か
ら釣りはじめる。まだまだ気温低く、寒くエサを付けるのもやっとの状態。足下に注意しながら移動するが、エサ取りすらあたってこない。右半分をひととおり攻め、中央の突堤前のテトラに入る。流れのあるほうで待望のアタリ、しかし小さい。しかも本命ではなく、カンダイであった。20センチ位であろうか。これでここでカンダイ3匹目。長いこと釣りをしてるがはじめてカンダイ。クロダイよりも大きくなるし、引きも強いらしいのだがおいしいのだろうか?
外道ながらアタリがあり、ちょっとほっとして再び釣り開始。突堤正面真ん中の沖テトラ際底でアタリ。居食いのようで首振り、ふたのしで痛恨のハリはずれ。はっきり本命かどうかはわからぬが、型はそれほどでもなかった様子。さらに気合いが入る。
そこにウキ、サビキ釣りのおっさん登場!
”釣れっけ(富山弁)”
私が手を振るといかにも前打ちで釣れるわけないだろうというような笑い。
カチーン!
今タイかどうかわからんけどアタリあったがやぞ(富山弁)
こわくさい(富山弁で生意気という意味)
えーい、くそたれが!
今釣ってみせてやるわい
とさらにテンションアップ。
けったくそが悪いので、あまり実績がないながら左側テトラに入る。
最初に入ったポイントは、子供の学校に行かなければならなかったときにばらしたポイント。小さいながら釣ったことはある。しかしこのとき日が差し込んでいて濁りもややとれかかった状態で、これじゃダメだからやっぱりうねりの影響を受ける右側から攻めなおそうかなと思っておりました。
少し沖目のテトラに沿うように落とし、底まで着いたかどうかといったところで穂先
まであらわれるアタリ、すかさず合わせを入れる。最初のひとのしで確実に本命と確信。手前にはテトラがあるものの釣り座からしてもなんとかかわせそう。ひさびさながらなんとか落ち着いてはいたが、今日だけはばらしたくない、なんとか顔を見せてくれよ!と祈りながらやりとり。意外とすんなりに水面に顔をだしたのは30センチはありそうな本命クロダイ。タモ入れもなんなく決まり、ちらっとさっきのおっさんの方を見るとこちらを見ている。
ざまあみろ!
さっそく採寸、35センチ。
今年は型狙い、とはいいつつ最初に一枚はやはりうれしい。毎年、最初に釣るまでは心配なもの。もうこれで釣れないのかとまさしく”釣れん釣れん病”になっているので初釣りで初釣果。なんだか今年一年良いことありそう!なんて調子に乗る私でした。
見せびらかすという目的もありさっきのおっさんのいる突堤にストリンガーをかけ
にいくと
”いい型釣れたね”
とやっぱり笑っている、苦笑いか?
まあまだお正月なので良い風に理解しておこう
それにあのおっさんがやる気をおこさせてくれ、釣れたのかもしれない。
感謝せにゃだめなのだろうか。
まだ9時、そのまま帰ろうかとも思ったが、早いのでしばらくやることにする。しかし、その後アタリはなく10時過ぎに納竿。
長いこと釣りをやっておりますが、釣り初めで初釣果はもちろんのこと1月の釣果もはじめてではないでしょうか? 例年1月〜2月は、ボウズの連続でしたから、、まだまだカニの前打ちでも釣れるということがわかりましたので、これからも前打ちにこだわり釣行したいと思っております。

先週のちょうど金曜日から富山は雪、しかも一晩で30センチ余りもの積雪という久々の大雪でさすがの釣りバカ師もお休みしてましたがその間の2回の休み、悶々と過ごしておりました。そして今日祭日ながら休みということで釣行しました。
ちぬ爆の植松会長も今日はマリーナでウキふかせ釣りをするということでさっそく向かいました。現地到着、しかし人影は少ない。会長と前打ち師の2人のみ。会長に様子を聞くが、どうもエサ取り(タナゴ、メジナ)が多くて本命のアタリがないとのこと。状況としては適度なうねりと濁りがあり、釣れそうな感じがあり私もさっそく竿を出す。しかし、エサ取りらしいアタリはあるものの本命の気配は感じられない。それでも状況からして釣れてもよさそうで2時間位頑張るが、まるっきりあたりなし。1時過ぎに会長と共に納竿。
しかし、まだ物足りなかった私は新港へと向かう。冬場のポイントフェリー乗り場に寄ると先端に3人、岸壁に3人ウキフカセ及びぶっこみ釣りをしている。釣れているのだろうか? 様子見に先端に行くと一番先端の橋桁が空いている。即、準備し釣り開始。今日ははじめて活きエビを持参。これで前打ちを開始。
2時間位やるもののエサ取りのアタリのみで、メバルが1匹釣れたのみ。ウキふかせの人たちもウグイ、アジしか釣れていない様子。とにかく同じポイントにじっとしているので寒い、寒い。こらえきれずに納竿。ホントはこれからが良い時間帯なのかもしれないのに、、、残念。
多分今日はベタではないかという情報。ひさびさに滑川に行こうか、それとも岩瀬にでも行こうかなどと考えておりましたが結局どうせあまり期待できないのなら堀岡にしようということに決めました。
案の定、ベタスキの水族館状態。それでも今日は完全に穴狙いと決めていましたのでクロダイの目の前にさえ落とせば必ず食ってくるはず。スキスキのせいでポイントをはっきりとわかるので攻めやすいんですよね。
かなり前の話ですが、やはり今日のようなベタスキの12月の寒い朝。水橋で前打ちをしていて42センチ位のを釣った記憶があります。これからの時期は、荒れた日よりも穏やかな日の穴狙いが効果的かもしれません。(負け惜しみ?)
というわけで切れることもなくポイントを探っていきましたが、アタリナシ。そして今年の初物をゲットした場所で、ヒット。しかし、引きが弱くしかもあきらかにタイではない引き。残念ながら20センチくらいのベラでした。
その後も探るが、本命のアタリナシ。2時間ほどで納竿。
場所替えしようかとも思ったが、どこへ行ってもダメかも知れないし、
こんなときは思い切ってやめて後に引きずらないようにと思いやめる。
それでマリーナ港内を散歩。ケーソン、そして捨て石の配置やら底の状態を確認。今後盛期に向けていままでわからなかったポイントをおかげで知ることができました。この時期しっかりポイントを頭に焼き付けておこうと思います。