渓流釣り 98,5,1

 最初の釣りで2匹をゲット、バラシを数回経験した私は次回の休日の日、カニエサとぶどう虫を持って家を出る。朝起きても山にしようか、海にしようかまだ迷っている。
 結局、車で向かう先は、山であった。あれほどクロダイしか目に入らなかった私であるがつい目の前のごちそうの魅力には勝てなかった。
 さて今日は、どれだけ釣れるだろうか。氷まで用意してすっかり名人気分である。この前の大岩川に入るが、全くアタリなくボウズ。やはり柳の下にはドジョウは2匹いなかった。 さらに2つほど川をはしごするが、なかなか竿をだすような場所が見あたらない。
 次に早月川の堰堤で釣ることにする。堰堤下から川を見上げると遠くまだ雪のかぶった剣岳が見えこれまた絶景。山を愛する人の気持ちが分かったような気がする。
 少し流れが速く、なかなか仕掛けが落ち着かない。小さなたまりみたいな場所でアタリ。しかし、残念針はずれ。気を取り直して再度投入。今度はしっかりヒット、小さいながら今日はじめての釣果(最初で最後でしたが、)。
 そういえば堰堤の看板に15センチ以下の魚はリリースしましょうと書いてあったことを思い出す。手尺で計るとなんとかクリアしそうなのでキープする。(17センチ)
 その後もあちことで竿を出すが、アタリなく納竿。30度近くありそうな陽気でさすが汗抱く状態。岩と岩を飛び回るわけでこれまたなんという重労働。少し厚めの体を引き締めるには適度の運動でしょうか。