日本画春を尋ねて
を尋ねて
その風景に出合って胸をときめかせ
心の中に貯めこんでじっくり思いを深め
何とか一枚の絵に仕上げるまで
数年かかるときもあります
周りの、どこにもあるさりげない風景を
こつこつ描くのが好きでした。
山道の尽きるところ、
ぽっかり出現する一塊の集落や
山麓の段丘の田に光る夕日や
小さな渓谷のさまざま変化する滝、水の流れなど
未知の風景に出会うときめきを知ることになりました
とくに
樹を描いているときは
いつも不思議な静穏の中に
浸れるのを感じます
塗り重ね、加筆し、また新たに
これからも樹を描き続けます
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