波照間の紹介

● 2011年の旅 ●

 紀行文はこちら

 

小松空港に到着

多分気温は0℃くらい。 


 

 

那覇行きJTA便

この日は結構空いていました


 

  

雪雲を超えるとこのような青空。

地平線丸いです。 


 

  

別府上空を通過。

扇形の別府平野の左上の山は由布岳

その奥は湯布院温泉です。


 

  

阿蘇上空を通過。

噴火丘、火口原、外輪山が教科書のようにはっきり見えます。 


 

 

鹿児島空港上空を通過。 


 

 

鹿児島市上空を通過。

海を埋め立てて工場地帯が作られています。 


 

  

沖縄本島の石油基地上空を通過。

ここから本島をぐるっと回り那覇空港へ。


 

 

那覇空港着陸寸前。

自動車工場が見えます。 


 

 

那覇空港に到着。

今年も修学旅行の生徒がたくさんいました。 


 

 

石垣空港行き飛行機を待ちます。 


 

 

石垣行きの飛行機が準備をしています。

この日の石垣行きはガラガラ。 


 

 

沖縄は、2月に入るとプロ野球キャンプのメッカ。

西武、ソフトバンク以外の10球団が沖縄入りします。 


 

 

石垣に向けて出発

那覇空港のターミナル。

これはJALの駐機場。

まもなく引退のジャンボジェットの姿も見えます。 


 

 

那覇空港のターミナル2

これはANAの駐機場。

やっぱりジャンボジェットが見えます。

でかいですね。 


 

 

石垣空港着陸に向けて降下中。

新石垣空港の工事現場が見えました。

2013年開港に向けて今年にはターミナルビルが着工。 


 

 

石垣市の中心部が見えてきました。

中央にはANAホテルが、
その右奥には石垣空港の滑走路が見えます。 


 

 

石垣空港に着陸。

駐機場に向けて進んでいますが、

既に3機が駐機場にいました。 


 

 

今日(1月22日)オープンの市営野球場

来月からはロッテのキャンプがここで開始されます。

しかし、予定では去年の今頃にオープンだったような気が。 


 

 

石垣島の中心「730交差点」。夜明け前です。

1978年、それまでの自動車=右側通行 が、
7月30日をもって左側通行になった記念。


 

 

石垣島マラソン会場の市営グランド。

続々ランナーが集まってきます。 


 

 

 

 

 

月曜日の離島ターミナル。

バス停のような頻度で船が出ます。


 

 

波照間海運の新鋭船「ぱいぱてぃろーま」。

双胴船です。

たくさんのお客さんを揺れずに運ぶことができます。 


 

 

ぱいぱてぃろーまに乗船します。

タラップも船から自動で降りてきました。 


 

 

ぱいぱてぃろーま船内。 

JRの特急クラス。


ぱいぱてぃろーまは「波照間の南」の意味。
かつて波照間の南には楽園があると信じられていたそうです。

オフシーズンの今日はガラガラ


 

 

ついに石垣島にも見慣れたホテルが立地しました。 


 

 

海上保安庁の巡視船「よなぐに」

尖閣諸島で中国漁船に体当たりされた船だと思います。 


 

波照間島へ

 

 

快適な船旅で波照間に到着。 


 

 

波照間港に接岸。

石垣に行く人が乗船を待っています。 


 

 

民宿「けだもと荘」に到着。 


 

 

「けだもと荘」の隣に新しい民宿ができていました。

素泊まり民宿のようです。

波照間にはどんどん宿が増えています。

でもそのほとんどが素泊まり。 


 

 

獲物を狙う木。

民宿のすぐ近くで見つけました。

大きく口をあけているように見えます。 


 

 

パッションフルーツの実。民家の庭にありました 


 

 

民宿「星空荘」の若奥さんが始めたカフェ。

この季節はお休み。 


 

 

去年建設中だった公民館は完成していました。

しかし、以前の建物に比べ、随分小さくなっていました。

「これじゃ公民館の総会を公民館でできない」という声も。 


 

 

人気の民宿「たましろ」。

波照間では5軒だけになった食事つきの宿です。 


 

 

去年バイクを借りた「SUN輪舎」がなくなったので、
富嘉集落の「クマノミ」でバイクを借りました。 


 

 

主は留守。電話で呼び出し。

携帯電話社会ならではです。 


 

 

富嘉集落の「花HANA」食堂」

入ったらお客さんだけで、店の人がいません。

「子供を迎えに保育園にいっている。すぐ戻る」と、地元の常連さんに言われ待っていました。 


 

 

「花HANA」食堂の隣にある素泊まり民宿「やどかり」。 

果たして何人泊まれるのでしょうか。


 

 

ニシ浜の上に立つペンション最南端。できれば、浜側にフクギなどを植えて目隠しをしていただき、ニシ浜からの景観を確保できればと思います。 


 

 

ニシ浜風景。

天気が悪いので空の色がいま一つです。残念。

ご覧のとおり誰もいません。 


 

 

ニシ浜近くの素泊まり民宿西浜荘。

ニシ浜は、実際は「北浜」の意味なのですが、北の浜に西浜荘があり、地名がニシ浜という大変わかりにくいことになっています。 


 

 

石垣と波照間を結ぶフェリー「はてるま」。

昨年から平日毎日運航されるようになりました。

高速船が欠航の時も運行するそうなので、帰る日が決まっている旅行者には有り難いことです。

ただし、航路はサンゴ礁の外なので、相当揺れるものと思われます。 


 

 

フェリーのおしり。

見えにくいですが、トラックが積まれています。 


 

 

一昨年から運転を開始した新風力発電機。

前の風車が台風で折れてしまった経験を踏まえ、今回の風車は、台風の時に倒すことができるそうです。


 

 

波照間空港。

定期便は運休中です。

運航していた琉球エアコミューターの9人乗りの飛行機が引退したためです。

あと滑走路を200m延ばして1000mにすれば、RACが所有する39人乗りのDHC-8が就航できるのです。

是非実現させたいものです。 


 

 

空港裏の海岸風景。

サンゴのごつごつした岩には亜熱帯の植物が茂り、その向こうには白波が見えます。

いい景色です。


 

 

上の写真を撮った場所から振り返った景色。

アダンの木がそびえています。

ジャングルです。 


 

 

ジャングルの中。

木の根っこが複雑にからんでいます。 


 

 

飛行場裏でもう一か所、ジャングルをかき分けて海岸に出てみました。

波照間にはハブがいないので、どこを歩いても大丈夫です。 


 

 

高那崎から空港方面を見ました。

写真右の鉄塔のあたりが空港。

風が強く、波も高いです。 


 

 

高那崎の断崖。

写真右奥に星空観測タワーが見えます。その大きさと比べて崖の高さを想像してください。 


 

 

高那崎の断崖 つづき。

やはり奥に星空観測タワーが見えます。

岩はサンゴです。 


 

 

日本最南端の碑です。

お客さん、誰もいません。 


 

 

日本最南端の碑の向こうにある、波照間島最南端の場所。

波を避けながら、一応最南端まで行ってきました。 


 

 

空港から日本最南端に向かう道路。

できた時は立派な歩道でしたが、やがて浜辺の植物に覆い尽くされてしまいました。

一向に除草される気配がないということは、誰も歩く人がいないということでしょうね。

多分、歩道を作らないと補助金がもらえないので、仕方なく歩道を作ったのだと思われます。


 

 

最南端からペムチ浜に向かう道に、海に向かうあやしげな「けもの道」があったので行ってみたらこの風景。

中央の白いくぼみはサンゴの砂。ちょうど岩が風よけになっており、岩を背に腰をおろし、波の音だけが聞こえる素晴らしい時間を過ごしました。 


 

 

ペムチ浜に流れ着いたヤシの実。

ちょっと感傷的になりました。 


 

 

ペムチ浜に咲いている浜木綿(はまゆう)の花。

左手には紫色の実がころがっています。 


 

 

浜木綿の花が咲こうとしているところ。

これが、やがて上の写真のようなにります。 


 

 

集落に戻ってきました。

北集落にできた素泊まり宿「あがた村」。

建物は、オーナーが自分で建てたものだそうです。

農業体験や漁業体験ができます。

晩ごはんは自分が採ってきた食材を自分で料理して食べるそうです。

風をまともに受けそうな建物です。まだ台風の季節を経験していないこの民宿、果たして生き残ることができるでしょうか。島の人も心配していました。 


 

 

役場の波照間出張所の「美底さん」のおうち。昨年の写真で骨組みとなっていた建物は、実はこれ。

最初は、伝統家屋を取り壊す予定だったそうですが、再建されました。


 

 

これは歴史を感じる伝統家屋。上の写真と同じアングルで撮影してみました。

沖縄県と竹富町では、波照間の集落保存に向けた調査を進めているそうです。 


 

 

島の灯台。手前の鎮守の森を入れてみました。


 

 

島の中心部名石集落から富嘉集落に向かう道路。

奥の樹木、手前の街路樹、間にさとうきび畑。

南洋植物3点セットです。 


 

 

さとうきびの穂です。

遠くから見るとススキのようですが、あきらかに違います。 


 

 

JTAのホームページ「美ら島物語」に掲載された風景の今。

用水がコンクリートになろうとしています。


 

 

島の民謡歌手「後富底(あとふそこ)周二さん」が昨年始めた民謡カフェ。

オフシーズンの平日とあってお休み。

この季節はお休みの店が多いようです。


 

 

民宿「みのる荘」に居酒屋ができたようです。

いってみましたが、まだ時間が早いようで閉まっていました。


 

 

素泊まり民宿「うるま荘」。昨年建て替えられました。


 

 

けだもと荘の夕食。

地場の食材を活かしたお料理が並びます。

今日の泊り客は私一人だけ。私のためにおばさんが作ってくれました。

真ん中のグルグル巻きは、島豆腐の玉子焼きを海苔で巻いたもの。刺身のつまは庭の長命草。左手いちごの下は、紫いもコロッケ。

写真には写っていませんが、地元の酒「泡波」もど〜んと置かれています。


 

 

夜明け前のさとうきび畑と集落。

暗いですが、午前7時を過ぎています。

日本の西に位置する八重山は朝が遅いのです。


 

 

同じく夜明け前の集落。

ちょうどトンネルのように見えます。 


 

 

波照間らしい集落風景。

この景色は是非守っていかなければいけません。


 

 

波照間港に高速船「ばいばてぃろーま」が入ってきました。


 

 

安栄観光の高速船も入ってきました。

昨日は、一便以外はすべて欠航したそうです。


 

石垣島

 

 

石垣港に帰ってきました。

安栄観光と石垣ドリーム観光の高速船の間に海上保安庁の巡視船「よなぐに」が見えます。


 

 

石垣島のあやぱにモールにあったお土産屋さんの棚に、泡波が並んでいました。

島の外でこれだけの量が並んでいるのも奇跡ですが、値段は島で売られている値段の10倍以上です。

(もっとも観光客は、まず波照間島では買えない)


 

 

石垣島でもっとも手に入りにくい名産品が、辺銀食堂の「石垣島ラー油」。

こんなお店で作っています。

もっとも、ここに来ればいつでも買える訳では決してありません。


 

 

店の前には、観光客向けと地元市民向けのポスターが貼ってありました。

1 前月までに電話で予約。
2 翌月、石垣島のお店に取りに来る。
3 買えるのは3本まで。

というシステムです。郵送などは受け付けていませんので、石垣島に旅行する人しか買えません。買う際は航空券の半券と身分証明書が必要だそうです。


 

 

重要文化財「宮良殿内(みやらどぅんち)。

築200年です。

個人のお宅ですが、見学できます。


 

 

門をくぐると母屋が見えます。

当主のおじいさんが家の歴史などを立て板に水のごとく話してくれます。

縁側に座るまではできますが、家に入ることはできません。


 

 

塀越しに見る宮良殿内。お庭も見事です。


 

 

バスターミナル前の道で運ばれていく牛を発見。

「ドナドナド〜ナド〜ナ…」が頭に浮かびました。 

でも、ペットかもしれませんよ。


 

竹富島

 

 

竹富島に到着。集落に向けてしばらく歩いてから振り返って港方向を見ました。

たくさんの観光客。なのに誰も歩いていない歩道付きの道。波照間の道と同じです。


 

 

日本最南端のお寺「喜宝院」。

竹富島の集落保存に力を注ぎ、現在は公民館長をしている上勢頭芳徳さんのお寺です。

お寺には、八重山の歴史を知ることができるさまざまな生活用品などが展示された蒐集館が併設されています。

でも、どのような品物よりも上勢頭さんのお話が魅力です。


 

 

竹富島はチョウの島。

あちこちにちょうが飛んでいます。

これはオオゴマダラ。

逃げないチョウとして有名です。


 

 

カラスアゲハだと思われます。

臆病なチョウだと思っていましたが、全然逃げませんでした。約20cmの距離から撮影。


 

 

コンドイビーチです。干潮なので浜があまりきれいに見えません。

女性が一人ポツンと渚に座っていました。

遠くに見えるのは西表島です。


 

 

コンドイビーチの出口。

自転車の観光客がいました。


 

 

竹富島の伝統家屋。

石垣も庭木も、観光の島にふさわしく、きれいに手入れされています。

屋根はきれいに葺きかえられていましたが、窓枠は木製のままで、これは貴重です。


 

 

集落内にある竹富小学校と中学校。
同じ敷地内に向かい合って建っています。
花壇がすごいですね。


 

 

集落内を巡る水牛車。
観光客は例外なくこれに乗り、ゆったりとした時間を体験します。
その後、あわただしく島内をマイクロバスで回り、あっという間に帰っていきます。


 

 

重要伝統的建造物群保存地区に指定されている竹富島の集落。

緑がいっぱいで、きれいな景色です。


 

 

集落の中央にある「なごみの塔」から見た景色。

平らで小さい島なので、遠くに海岸線と海を見ることができます。


 

 

「なごみの塔」です。

極端に急で狭い石段を登って頂上に立つと上の景色に出会うことができます。

下にいるおじさんおばさんの団体の添乗員さんは「皆さんは危ないので決して登らないでください」と叫んでいました。 


 

 

今日の宿は島唯一の旅館「高那旅館」。

さすが、民宿とは一味違うサービスでした。


 

 

島の内外を騒がせた「星野リゾート」建設現場。

特別に入らせていただきました。

現在造成真っ最中。

コンクリートの土台の上に、コテージが建ちます。


 

 

コテージのモデルルーム。

突貫工事で建設中。

なんでも偉い人が見に来るそうで、それに間に合わせないといけないということです。


 

 

建設地を抜けた海岸。まだ干潮です。

遠くに石垣の市街地が見えます。


 

 

島の日の出。集落を散歩している時に撮影。

天気が悪かったので日の出撮影はあきらめていたのですが宿に泊まっていた人によると、なごみの塔の上からはきれいな朝日が見えたそうです。

ちょっとくやしい。


 

 

港のすぐ近くにあるビジターセンター「竹富島ゆがふ館」。

港についた観光客は、まずここで島のあらましをお勉強するようです。

添乗員の旗につづいて、ぞろぞろと団体さんが歩いていきました。


 

 

竹富港ターミナル。

中には、待合室や土産物店、観光案内所などがあります。

でも、忙しい団体観光客は、ここに寄るヒマもないようです。


 

 

ターミナル内の土産物店。島を案内するツアーを開催するNPOたきどぅんの事務所もあります。


 

 

港の浮き桟橋。

海をのぞいてみたら、コンクリートにサンゴが育っていました。

本当に海がきれいなのですね。


 

石垣島に戻りました

 

 

石垣港には、客船「にっぽん丸」が停泊していました。

手前の高速船と比べれば、いかに大きいかおわかりになると思います。


 

 

美崎町のスナック「マヤマヤ」のママさんの車で島内見学。

ママさんが、東京の代田橋で石垣ショップをやっていた時からの友人です。

お願いして新石垣空港の建設現場に行ってもらいました。

現在、滑走路の造成中。今年はターミナルの建設に着手です。

中央の岩だらけの空間は、建設現場にいたコウモリのための洞窟だそうです。


 

 

建設現場には展望台が設けられています。

結構見学者がいるみたい。


 

 

名蔵付近の家の庭に桜が咲いていました。

地元の人もびっくりする見事な桜でした。


 

帰り道

 

 

石垣空港。

待合室から、離陸しようとする飛行機を撮影。

機首が引き上げられ、テイクオフの瞬間です。


 

 

これは着陸した飛行機。

滑走路が短いので急ブレーキをかけるため、前につんのめったようになっています。


 

 

那覇空港です。離陸に向けて走っていたら、着陸した戦闘機と出会いました。


 

 

鹿児島上空。

桜島です。朝に噴火したらしく、噴煙が見えます。

実は、この後、もっとすごいものに遭遇。


 

 

霧島新燃岳の噴火。

1月26日16時11分です。

毎年霧島連山の火口を空から眺めるのを楽しみにしていたら、今年はちょっと変。

最初は噴火だとはわかりませんでした。


 

 

火口の上空を通過。

飛行高度は9000mです。

しかし、よく平気で噴火している火口の真上を飛んだものです。


 

 

強い北風が吹いていたのでしょう。

噴煙が一方方向に流れています。

写真の半分が噴煙の下、半分は晴天です。


 

断崖絶壁雲。

中国山地上空で発見しました。

これ以外にも、グランドキャニオンのような雲、うずまきの雲などさまざまな雲があります。

天気の悪い時も、それなりに景色を楽しめるのです。


 

  

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