平成21年度 通常総会開催に当たって
                                         支部長 吉橋 和子
 本日は、年に一度の総会にお集り頂き有難うございます。

皆様ご承知のように、昨年度は産科医師不足から分娩施設の減少の半面、お産の集中する診療所からは、「助産師さんいませんか」と何回も声がかかりました。助産師の存在が再認識される時代の到来です。すでに「助産師外来」を開始された病院もあり、日赤さんでは「院内助産システム」の開始も近いと聞いております。私達助産師は、いずれのシステムも医師不足を補うという発想からではなく、あくまでも助産師本来の業務のありかたを施設の中でどう確立するかがこれからの課題であると思います。「自立」がキーワドです。
さて、本日は皆様にいくつかのご報告があります。

 まず第一は、本部会館建設資金の完納についてです。当県支部の納入負担額は330円でした。実はこの額が設定された頃より現在は少し会員が減少し、さらに今回3万円の負担はきついと言うことで脱会された方もありました。しかし皆様のご協力とご理解を得て、締切は20年3月末でしたが20年5月に完納致しました。最近の本部からの報告では212月現在、全体の納入率は88.1%とあります。お陰様で当県は早くに完納できましたので、無利子で本部へ大口貸与をしておりました2名へは、本部からの返済は済んでいますこともここで報告させて頂きます。本当に有難うございました。 私達助産師会の本部会館もできて、活動もさらに充実してきております。皆さんの手元に届きます「助産師」を必ず読んで下さい。そしてメーリングリストに是非登録して下さい。新しい情報を早くに知ることができます。また、研修会の内容も充実してきておりますので積極的に参加しましょう。  

 第二は、妊婦健診委託契約についてです。
20年4月1日から妊婦一般健康診査費は1回から14回まですべて公費負担となりました。そしてこの制度は助産院にも適応されることになりました。[分娩を扱う助産院(出張分娩も)はもとより、分娩は病院等で行う場合でも、助産師がいわゆる妊婦健診を行った場合も適応されます。 ] 費用は、国と市町村が半分づつ負担するものですが、県が市町村の委託を受けて助産師会と契約を取り交わしました。妊婦健診料金については話し合いの経過はありますが2回から14回まで1回につき4,500に決まり、来年度は改めて検討しましょうということになりました。

 第三は、子育て応援券についてですが、2161から母乳相談・乳房マッサージ、沐浴指導が対象に加えられました。
2010月から県では子育て応援券事業が開始され、2041日以降に生まれた子供さん、第1子、第2子には1万円、第3子以降は3万円の子育て応援券が渡されます。当初利用できるサービスは、一時保育、ファミリーサポートセンターの利用、予防接種等でした。しかし、利用率が低いことからタウンミーチング開催時に参加した当支部会員から出された意見が採用され、216月1日から母乳相談・乳房マッサージ、沐浴指導がサービスの対象に加えられることになりました。応の具体的な手続き方法については、開業の方に後日書類をお送りします。

 第四に、開業助産院マップを作成しました。本日参加された方には、お手元に配布させて頂きましたが、私個人でもマップの作成は長年の夢でした。施設と地域との連携の必要性は唱えられながらも、その具体的な方法については助産師会としても公開資料を持っていませんでした。総会後に開業一覧を各施設や市町村健康センター等に配布出来るように今準備しております。期せずして、この度子育て応援券事業の対応に、この開業一覧が役立って大変うれしく思っています。 だいぶ時間がオーバーになりましたが最後に今年も中身のある研修会を計画したいと思っております。今日は6月14日の研修会のチラシをお配りしましたが、助産師が自立するための知識と技術を習得するために、研修会には是非参加して頂きたいと思います。 長くなりましたが有難うございました。今年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。