船峅山帝龍寺報
ふなくらまんだら

第 1 号
平成16年1月発行
富山県上新川郡大沢野町舟倉2334  高野山真言宗 船峅山 帝龍寺

今月の行事

1月1日 新年初祈祷、姉倉比売神社元旦祈願祭
  2日 船峅南部檀信徒各家年始回り
  3日 帝龍寺門開け(檀家総会)

お知らせ

 このたび、船峅山帝龍寺第76世住職に就任した晃年と申します。昨年11月に行いました拙僧の晋山式に当たり、檀信徒の皆様に多数お参りいただきありがとうございました。名誉住職孝範ともども、これまでと同様にご支援下さいますようお願いいたします。
 帝龍寺ホームページ新規開設に当たり、当山寺報「ふなくらまんだら」を檀信徒の皆様向けに発行することにしました。真言宗や高野山からの情報などもできる限り載せるようにし、毎月1回発行したいと考えています。ご意見がありましたら、お聞かせ下さい。

ひとこと法話

◆仏事はお年寄りに任せておけば…?◆
 「仏様」と聞くと、若い人には関係なく、お年寄りに任せておけばよいと思われがちですが、果たして本当にそうでしょうか。確かに、お寺へお参りされる方の多くはお年寄りの方々で、厚い信仰心をもってお参りいただいていることに感謝しています。
 しかし、最近世の中では物騒な事件が起こったり、社会とうまく交わっていけない人たちが増えたりして、大きな社会問題となっていることも事実です。これらの根底には、身体や頭脳だけが成長して、それに追いついていけない心の問題が見えてきます。私たちは、昔から、仏様やご先祖様に手を合わせてお参りすることで、知らず知らずのうちに人や物を大切にすることや感謝の心を身に付けてきました。これは、お年寄りに限ったことではありません。子どもも若い人も、大人の方も、一人一人にとって大切なことだと思います。
 忙しさに紛れて忘れられがちになっている仏様、心のよりどころとして、家族みんなで手を合わせ、お参りいたしましょう。

ご 意 見
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