船峅山帝龍寺報
ふなくらまんだら

第 128 号
平成26年8月発行
富山県富山市舟倉2334  高野山真言宗 船峅山 帝龍寺

今月の行事

【8月の行事】
  5日(火)施餓鬼会
 13日(水)〜16日(土)棚経
 18日(月)観音祭(観音堂本尊御開帳)
 31日(日)二百十日祈祷

【9月の行事】
 (帝龍寺の行事はありません)

お知らせ

◆ 来年の高野山開創1200年記念大法会に合わせて高野山団体参拝を計画しています。平成27年4月13日(月)〜15日(水)の2泊3日で、14日(火)には高野山金堂で行われる法要に参加していただきます。高野山宿坊と湯の花温泉(京都)での宿泊を予定しており、参加費は5万円です。富山中組は120名(バス3台)の募集となりますので、参加人数は限られますが、檀信徒の皆様のご参加をお待ちしています。檀家の皆様には、施餓鬼会の案内に併せて案内書を配布させていただきました。お盆の棚経の際に、参加の意向を確認させていただきます。写経奉納にもご協力をお願いします。
◆ 8月5日(火)午後1時30分より施餓鬼会を厳修いたします。ご先祖の塔婆供養を行いますので、供養される精霊の命日や戒名をお持ちください。多数のお参りをお待ちしています。
◆ 8月13日(水)〜16日(土)の期間、お盆の棚経に回らせていただきます。日程については、事前に電話で相談させていただきますので、よろしくお願いいたします。
◆ 8月18日(月)午前9時より当山の観音祭りを厳修いたします。西国三十三観音の御詠歌をお唱えし、1か寺ごとに納め札を納めます。納め札は1組500円です。御詠歌をお唱えされない方でも、一緒に参加されることで巡礼の気持ちが体感できます。足に自信のある方は、貸出用金剛杖もありますので、西国三十三観音巡拝路を巡拝され、納め札を納められてもよいと思います。当日は、当山の秘仏である観音堂御本尊木造千手観世音菩薩立像(富山県指定重要文化財)を御開帳いたします。年に一度、8月18日午前中のみの御開帳です。この機会にぜひお参りされ、有難い観音さまと御縁をお結びください。

ひとこと法話

◆大師の三鈷と不滅の聖燈◆
 7月15日(火)〜21日(月)の1週間、高野山結縁行脚として「大師の三鈷と不滅の聖燈」が富山県下を巡りました。県内5寺院で奉戴法会を厳修するとともに、20日(日)には約250名の参加者を得て高志会館で特別伝道大会が開催されました。
 密教修行の道場に相応しい土地を示すべく、お大師さまが中国明州の浜から投じられた「飛行三鈷」を象った御本尊を奉じ、高野山奥の院燈籠堂で護持されている貧女の一燈から分火した聖燈を点して法要を行いました。講師の高木、元大僧正からお大師さまが高野山を開創された意義を聴き、南砺市井波で彫刻された大三鈷に触れてお大師さまとの御縁を結ばれた檀信徒の皆様の顔は、満足感にあふれていました。三鈷と聖燈は、この後来年3月まで全国行脚を続け、高野山へお戻りになります。来年4月には、全国各地の檀信徒の願いが高野山に集まり、開創1200年記念大法会が開白されます。大法会に参加される方もされない方も、お大師さまへの報恩感謝などそれぞれの思いを高野山に届け、この大行事を成功させたいものです。

ご 意 見
メールでご意見をお寄せ下さい。

先月号へ