船峅山帝龍寺報
ふなくらまんだら

第 175 号
平成30年7月発行
富山県富山市舟倉2334  高野山真言宗 船峅山 帝龍寺

今月の行事

【7月の行事】
  1日(日)宗祖降誕会(護国寺にて:中組行事)
 28日(土)猿倉社祭10:00(6町内会行事)

【8月の行事】
  5日(日)施餓鬼会13:30新盆供養と塔婆供養
 18日(土)観音祭りと観音堂開扉9:00

お知らせ

◆ 6月9日(土)に雨乞岩祭礼を行い、約20名の方が参加されました。参加者一同の祈願が通じ、必要な時期に十分な降水を得ることができました。
◆ 10月の四国参拝後に高野山へ結願報告の参拝を行います。納骨等で高野山参拝を検討されておられる方は、高野山参拝のほか京都の東寺と四国80番讃岐国分寺〜88番大窪寺、九度山慈尊院の参拝を予定していますが、ご一緒にいかがでしょうか。今回は大型バスを使用しますので、座席には余裕があります。参加を希望される方は帝龍寺までご連絡ください。
 なお、その際に高野山で写経奉納式を行いますので、先祖供養や所願成就の祈願としてのお写経を檀信徒の皆様のご協力をお願いしています。なお、一巻に付き1000円の奉納料が必要ですのでご了解ください。
◆ 例年の通り、8月5日(日)午後1時半より当山の施餓鬼会を行います。今年新盆を迎えられる方はもちろん、先祖の御霊を供養されたい方も多数お参りください。塔婆供養を希望される方は、1体200円にてお受けしますので、各御霊の戒名(法名)や命日をお持ちください。

ひとこと法話

◆高野山への納骨◆
 当地では、火葬の際に墓へ納める骨壺の他に本山へ納める「分骨」を用意します。この分骨は、本山へ納めるためのもので、私たちの真言宗では高野山に納めるのが一般的です。近年は分骨も自宅の墓地へ埋葬する方もいるようですが、本来は宗祖を祀る本山へ納めて永代供養していただくものなのです。
 高野山では奥の院でも受け付けてくれますが、所縁の宿坊を通して納骨するのが一般的です。お大師さまが今でも修行を続けられる高野山奥の院で供養していただくことは、大師信者にとって無上の喜びだと思います。納骨される方の宗派は問いませんので、どなたでもお納めいただけます。また、納骨の時期は特に決まっていませんが、分骨をお持ちの方は、年忌法要などの機会を見つけて納骨されることをお勧めします。
 納骨されると、納骨先寺院から供養の印として経木に書かれた「水塔婆」をいただきます。これを持って奥の院へお参りし、御廟橋前の水掛地蔵尊(不動明王・大日如来)に納めて水掛供養をするのが習わしです。
 

ご 意 見
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