船峅山帝龍寺報
ふなくらまんだら

第 217 号
令和4年1月発行
富山県富山市舟倉2334  高野山真言宗 船峅山 帝龍寺

恭賀新春

今月の行事

【1月の行事】
  1日(土)新年初祈祷、初詣
  3日(月)門明け檀徒総会 午前10時より

【2月の行事】
  (帝龍寺の行事はありません)

お知らせ

◆ 1月1日(土)は初詣をお受けします。午前8時半から午後2時頃までにおいでいただければ有難いです。今年は、ノンアルコールの御神酒も準備していますので、お車の方もご安心ください。
◆ 1月3日(月)は午前10時より門明け檀徒総会を開催しますので、檀家の皆様は御参集下さい。コロナ感染対策のため、今年も会食を中止して弁当配布とさせていただきますので、ご了解下さい。

ひとこと法話

◆弘法大師行状曼荼羅絵図より「勅許入唐・入唐着岸」◆
 空海は、密教を学ぶために唐の国へ渡ることを決意し、帝に願い出ました。優れた語学力や医薬の知識などが認められ、延暦2年(804年)に留学期間20年の長期留学僧として遣唐船に乗ることが許可されました。当時の船旅は多くの危険を伴う命がけの旅で、神仏に海上の安全を祈願するのが通例でした。空海は、宇佐八幡宮で航海の安全を祈願しました。
 空海は、橘逸勢らとともに遣唐大使の乗る第一船に乗り、日本を出発しました。空海が乗った船は、嵐のため大きく航路を南に外れ、2か月近く漂流した後で福州長渓県赤岸鎮に着岸しました。同じ船団で天台山を目指した僧最澄が乗った第二船も嵐を乗り越えて着岸しましたが、第三船と第四船は難破してしまいました。

ご 意 見
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