船峅山帝龍寺報
ふなくらまんだら

第 34 号
平成18年10月発行
富山県富山市舟倉2334  高野山真言宗 船峅山 帝龍寺

今月の行事

【10月の予定】
  行事はありません。

【11月の予定】
 11月5日   報恩講(土砂加持法会)
 11月〜12月 報恩講檀家回り

お知らせ

◆9月30日(土)午後2時より、高志会館カルチャーホールで「北陸ブロック第四伝道大会」が行われました。大乗寺住職萩山祥光僧正による「節談説法」、声明の会HARUKAと滝沢卓さんによる「声明とシンセサイザーの調べ」で、不思議な密教世界が表現されました。

◆11月5日(日)午後1時半より、お大師さまに感謝し、檀信徒各家先祖代々の菩提を供養する報恩講をお勤めします。土砂加持法会と富山寺住職水木真言師による法話を予定しています。昼食を準備していますので、お昼までにおいでください。多数お参りくださいますよう、ご案内します。

◆平成27年は、高野山開創1200年にあたり、記念大法会が予定されています。本山では、事業を成功させるための浄財を勧募していますので、檀信徒の皆さまにもご協力をお願いします。

ひとこと法話

◆菩提心を発(おこ)す◆
 世の中には、物を盗んだり人をだましたり、人々への迷惑を省みず野望を達成しようとしたりする人がいます。施しの心と優しい言葉で社会に奉仕することに生き甲斐を求めている人も、多くいます。人は皆、悪魔になるか仏になるかの交差点に立っているのです。
 お大師さまは、人の本当の心、菩提心について次のように述べておられます。
 1.悪をなくして善に生きようとする心、2.正しい教えによって自己の向上を図る心、3.迷える人々に利益を与えて悟りに導こうとする心
 目先の利益にとらわれて、こうした心を忘れてはいないでしょうか。日々の精進を通して菩提心を発し、仏の道への第一歩を踏み出しましょう。
 発菩提心真言「おん、ぼうじしった、ぼだはだやみ」

ご 意 見
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