毎年８月１８日の夕方に、寺家観音堂で町内会主催の観音祭が行われます。御本尊は弥陀三尊（阿弥陀如来・観世音菩薩・勢至菩薩）の石像ですが、当地域では観音堂としてお祀りされています。西国３３観音の御詠歌をお唱えして、町内各家先祖代々の菩提を供養するとともに、家内安全、息災延命を祈願します。
途中に休憩を挟みますが、札所ごとに線香を献じながら３３か寺の御詠歌をお唱えします。曲は、札打和讃に始まり、龍華を基本に光明と楊柳を織りまぜてお唱えしますので、全体で２時間ほどかかります。御詠歌をお唱えにならない参拝者の皆様にも進行状況が分かるように、御詠歌の歌詞を示しています。