帝龍寺の寺宝 

絹本着色両界曼荼羅図

− 金剛界曼荼羅(左)・胎蔵曼荼羅(右) −

  両界曼荼羅は,佛の智恵を表す金剛界曼荼羅(左)と佛の理法を表す胎蔵曼荼羅(右)の二幅で一対をなし,大日如来を中心とする密教の世界を表した佛画です。当寺のものは,室町時代の作と伝えられています。以前は年忌法要の本尊として檀家に貸し出していましたが、現在は観音堂内に掛けられており、毎年8月18日の観音祭の際にご覧いただけます。