帝龍寺の寺宝 

涅 槃 図

  涅槃図は,お釈迦様の入滅のようすを表した佛画です。当寺では、毎年3月に行われる涅槃会の本尊として、お祀りしています。嘆き悲しむ弟子たちに混じって、多くの鬼神や動物の姿も描かれています。悲しみのあまり、沙羅双樹の葉の色が緑から白に変わったようすも描かれています。当寺のものは,江戸時代末期の作です。