帝龍寺の寺宝 

絹本着色三千佛図(過去佛)

− 富山県指定重要文化財 −

富文指第185号 昭和55年1月22日指定

  この佛画は,過去佛,現在佛,未来佛の三幅が一組となっています。三幅それぞれに千体の佛が描かれ,佛名会という行事の本尊とされます。当寺に伝わる過去佛図は,縦5尺3寸5分,横4尺5分の大きさの絹地に極彩色で描かれています。
  なお,現在佛図が宝寿院(富山市文珠寺),未来佛図が富山市教育委員会に所蔵されており,三幅同時に富山県指定重要文化財の指定を受けました。特別な行事の際、本堂にお祀りすることがありますが、普段は公開していません。