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2003.1.1〜31更新分

1/5夜更新
―グリフォンの狩猟場―
 ポリツェルッツェンの村から、少し西の方角へと移動した先に拓けた大きな平原は、村の家畜達が暮らす牧草地として使われている。
 だが、最近この周辺に、本来の住処である筈の山地から降りてきたと思われる亜獣グリフォンが頻繁に出没するようになっており、既に何匹かの家畜が彼らの餌食になっているという。
 グリフォンといえば、大型の亜獣のなかでもそれなりに名の知られた存在だ。それを狩ることが出来たなら、自身の冒険者としての名にもそれなりの箔がつくというものだ。
 Toyは早速、グリフォンが出没するという牧草地を目指し、村を後にした。

    ・

 噂の牧草地へ移動し、グリフォンが現れるのをじっと待つ。
 一時間、二時間と過ぎ、そろそろ三時間が経過しようしていたその時。青く晴れた空の向こうより、小さな黒点が生まれた。
 その黒点は見る間に大きく、明確になり、その姿──上半身は鷹、下半身は獅子という歪な姿──を顕にする。
 グリフォンだ。
 Toyは迫る亜獣の襲撃に備え、武器を構える。
 相手がグリフォンといった大型亜獣となれば、放ってくる一撃も重く、油断すれば即座に敗北することも有りえる。
 気を引き締め、Toyは舞い降りてきたグリフォンを迎え撃つ!

weekend
  vs
 舞い来る亜獣

グリフォンA

グリフォンB


―― Turn 1 ――
□Toy
 HP:165/165
□ひろ
 HP:174/174隠
□フォーカスライト
 HP:179/179
□VALERY
 HP:164/164毒
■グリフォンA
 HP:140/140
■グリフォンB
 HP:140/140
――――――――
□ひろ
 ストーキング!
→ グリフォンB
  50ダメージ
  標的
□フォーカスライト
 インセクトスワーム!
◇ダブルブレイド
 突進!
→ グリフォンA
  4ダメージ
→ グリフォンB
  4ダメージ
■グリフォンA
 ヒールクロウ!
→ Toy
  16ダメージ
  リフト
□Toy
 デルタスラッシュ!
 1st!
→ グリフォンB
  62ダメージ
 2nd!
→ グリフォンB
  66ダメージ
  倒れた
 3rd!
  何も起きない
□VALERY
 毒41ダメージ
 エナジーストーム!
→ グリフォンA
  44ダメージ

―― Turn 2 ――
□Toy
 HP:149/165
□ひろ
 HP:174/174隠
□フォーカスライト
 HP:179/179
□VALERY
 HP:123/164毒
■グリフォンA
 HP:92/140
――――――――
□ひろ
 ポイズンエッジ!
→ グリフォンA
  60ダメージ
  毒
□フォーカスライト
 ビーストテイム!
◇グレイキャッツ
 攻撃!
→ グリフォンA
  3ダメージ
□Toy
 ブランディッシュ!
→ グリフォンA
  57ダメージ
  倒れた

Toyはクラスレベル2になった。
ひろはクラスレベル5になった。
フォーカスライトはクラスレベル6になった。
「イーサフォロー」を覚えた。
VALERYはクラスレベル2になった。
「ビーストテイム」を覚えた。
VALERYはグリフォンの肉を手に入れた!

    ・

 舞い降りてきたグリフォンを何とか仕留めたToyは、疲れから地面に座り込む。
 だが、疲れはしたものの、目的を無事果たしたことに対しての達成感の方が強かった。
 これで平原に降りてきたグリフォン達を全滅させた、とはならないだろうが、一応の目的を達成することには成功したのだ。
 
 Toyは暫く身体を休めて疲れを抜いた後、意気揚々と村へと帰還した。

20expを得た!

End of Scene...


1/5朝更新
[Commander Message!]
アラセマ常駐軍より緊急指令!
シバウキラヒ坑洞窟で、重討伐指定存在
『タロス』
の出現が確認されました!
軍所属の冒険者は、至急その討伐にあたってください!


―グリフォンの狩猟場―
 ポリツェルッツェンの村から、少し西の方角へと移動した先に拓けた大きな平原は、村の家畜達が暮らす牧草地として使われている。
 だが、最近この周辺に、本来の住処である筈の山地から降りてきたと思われる亜獣グリフォンが頻繁に出没するようになっており、既に何匹かの家畜が彼らの餌食になっているという。
 グリフォンといえば、大型の亜獣のなかでもそれなりに名の知られた存在だ。それを狩ることが出来たなら、自身の冒険者としての名にもそれなりの箔がつくというものだ。
 Toyは早速、グリフォンが出没するという牧草地を目指し、村を後にした。

    ・

 噂の牧草地へ移動し、グリフォンが現れるのをじっと待つ。
 一時間、二時間と過ぎ、そろそろ三時間が経過しようしていたその時。青く晴れた空の向こうより、小さな黒点が生まれた。
 その黒点は見る間に大きく、明確になり、その姿──上半身は鷹、下半身は獅子という歪な姿──を顕にする。
 グリフォンだ。
 Toyは迫る亜獣の襲撃に備え、武器を構える。
 相手がグリフォンといった大型亜獣となれば、放ってくる一撃も重く、油断すれば即座に敗北することも有りえる。
 気を引き締め、Toyは舞い降りてきたグリフォンを迎え撃つ!

weekend
  vs
 舞い来る亜獣

グリフォンA

グリフォンB

グリフォンC


―― Turn 1 ――
□Toy
 HP:193/193
□ひろ
 HP:174/174隠
□フォーカスライト
 HP:179/179
□VALERY
 HP:161/161
■グリフォンA
 HP:140/140
■グリフォンB
 HP:140/140
■グリフォンC
 HP:140/140
――――――――
□Toy
 デルタスラッシュ!
 1st!
→ グリフォンB
  42ダメージ
 2nd!
→ グリフォンB
  42ダメージ
 3rd!
→ グリフォンB
  41ダメージ
□ひろ
 ポイズンエッジ!
→ グリフォンC
  47ダメージ
□VALERY
 エナジーストーム!
→ グリフォンA
  37ダメージ
→ グリフォンB
  37ダメージ
  倒れた
→ グリフォンC
  37ダメージ
■グリフォンC
 ヒールクロウ!
→ Toy
  17ダメージ
  リフト
■グリフォンA
 ヒールクロウ!
→ フォーカスライト
  16ダメージ
  リフト
□フォーカスライト
 インセクトスワーム!
◇ダブルブレイド
 突進!
→ グリフォンA
  4ダメージ
→ グリフォンC
  4ダメージ

―― Turn 2 ――
□Toy
 HP:176/193
□ひろ
 HP:174/174隠
□フォーカスライト
 HP:163/179
□VALERY
 HP:161/161
■グリフォンA
 HP:99/140
■グリフォンC
 HP:52/140
――――――――
□ひろ
 ストーキング!
→ グリフォンA
  60ダメージ
  標的
□Toy
 ブランディッシュ!
→ グリフォンA
  38ダメージ
→ グリフォンC
  38ダメージ
□VALERY
 メズマライズ!
→ グリフォンA
  44ダメージ
  倒れた
□フォーカスライト
 ビーストテイム!
◇グレイキャッツ
 攻撃!
→ グリフォンC
  3ダメージ
■グリフォンC
 ポイズンクロウ!
→ VALERY
  18ダメージ
  毒

―― Turn 3 ――
□Toy
 HP:176/193
□ひろ
 HP:174/174隠
□フォーカスライト
 HP:163/179
□VALERY
 HP:143/161毒
■グリフォンC
 HP:11/140
――――――――
□ひろ
 ブランブレード!
→ グリフォンC
  53ダメージ
  倒れた

ひろはクラスレベル4になった。
「氷結の術」を覚えた。
フォーカスライトはクラスレベル5になった。
VALERYはクラスレベル10になった。
「ダンシングステッキ」を覚えた。
フォーカスライトはグリフォンの肉を手に入れた!
Toyはグリフォンの肉を手に入れた!

    ・

 舞い降りてきたグリフォンを何とか仕留めたToyは、疲れから地面に座り込む。
 だが、疲れはしたものの、目的を無事果たしたことに対しての達成感の方が強かった。
 これで平原に降りてきたグリフォン達を全滅させた、とはならないだろうが、一応の目的を達成することには成功したのだ。
 
 Toyは暫く身体を休めて疲れを抜いた後、意気揚々と村へと帰還した。

20expを得た!

End of Scene...


1/4夜更新
―アラセマ常駐軍駐屯地―
「今回は、こんなところか」
 Toyは独り呟き、軽く息をついた。
 取り敢えずもうここに用は無い。そろそろ街に戻る事にしよう。

 駐屯地の敷地を区切る有刺の柵が途切れる箇所、駐屯地の正面門を抜けてToyは敷地の外へと出る。
 あとは、街まで歩いて戻るだけ。大した距離がある訳でもなく、普通に移動すれば然して時間も掛からず街に着くのだが……このまま素直に戻るのも味気ない。
 Toyは軽く辺りを散策し、自分達の『訓練相手』となる存在を探す事にした。

weekend
  vs
 海泳ぐ猫

グレイキャッツA

グレイキャッツB

グレイキャッツC


―― Turn 1 ――
□Toy
 HP:193/193
□ひろ
 HP:174/174隠
□フォーカスライト
 HP:179/179
□VALERY
 HP:161/161
■グレイキャッツA
 HP:18/18
■グレイキャッツB
 HP:18/18
■グレイキャッツC
 HP:18/18
――――――――
□ひろ
 ポイズンエッジ!
→ グレイキャッツB
  54ダメージ
  倒れた
□フォーカスライト
 ウォータートラップ!
→ グレイキャッツA
  トラップセット
□VALERY
 エナジーストーム!
→ グレイキャッツA
  60ダメージ
  倒れた
 ウォーターフォール!
→ グレイキャッツC
  7ダメージ
  ダウン
→ グレイキャッツC
  60ダメージ
  倒れた

Toyはクラスレベル10になった。
「クレセントソード」を覚えた。
ひろはクラスレベル3になった。
フォーカスライトはクラスレベル4になった。
「インセクトスワーム」を覚えた。
VALERYはクラスレベル9になった。
フォーカスライトのアビリティ『調教術』が起動!
 フォーカスライトはグレイキャッツを捕獲した!
フォーカスライトは30expを得た!

    ・

 この程度の相手ならば然して傷を負う事も無い。Toyは見つけた獣達との戦闘を手早く終わらせた。
(少々物足りないが……)
 街近くに現れる獣達に多くを望んでも仕方ない。というよりも、歯応えがあるような相手が街と軍駐屯地の近くに出たというなら、そちらの方が問題だ。今回はこの辺りで満足しておく事にしよう。
 戦いの前に地面へ投げ捨てていた背嚢を拾い上げ、Toyは街に向かい歩き出した。

3expを得た!

End of Scene...


1/4朝更新
―アラセマ常駐軍駐屯地―
 駐屯地の武器庫へと移動し、受付の兵士に装備の支給を受けたいことを伝える。
 兵士はToyを暫く胡散臭げに眺めた後、
「ちょっと待ってな」
 そう言い残し、建物の中へと消えて数分。紙質の悪そうな書類の束を抱えて戻ってくる。手近な場所にあった木製の椅子を引き寄せて、どっかと座り込むと、
「んじゃ、手続き始めるぞ。支給を受けたいと考えている奴だけ、オレに言ってくれ」

    ・

 
Toyは単なる付き添いで、備品支給を受ける気は無かった。
Toyは備品の支給を見送った。
 
ひろは単なる付き添いで、備品支給を受ける気は無かった。
ひろは備品の支給を見送った。
 
フォーカスライトは単なる付き添いで、備品支給を受ける気は無かった。
フォーカスライトは備品の支給を見送った。
 
VALERYは現在の階級である『次階士位』に基づいた装備支給を受ける事にした。
VALERYはエイドキットを手に入れた!
VALERYはリポイスキットを手に入れた!
VALERYはマーシャルダガーを手に入れた!
VALERYはレザーマントを手に入れた!
VALERYは結鉱石を手に入れた!
VALERYはクローザーローブを手に入れた!
VALERYの名声が減少した。

    ・

「これで終わりだな」
 兵士は荒い紙に雑な文字を幾つか書き込むと、面倒くさげに肩を鳴らす。
「ほれ、もう用はすんだろ。帰れ帰れ」

End of Scene...


1/3夜更新
―アラセマ常駐軍駐屯地―
「呆としていても仕方ないですよ?」
 通りがかりの職員に言われ、我に返る。
 確かに、こんな処でぼんやりとしていても仕方ない。
 
 用が無いならさっさと立ち去った方が良いし、用があるなら早目に済ませてしまおう。

See you Next phase...


1/3朝更新
―アラセマ常駐軍駐屯地―
「昇級の申請、ですか?」
 Toyの言葉に、受付嬢が薄く眉を顰めてToyを見る。
「では、まずこの書類に──文字の方はお書きになられますか?」
 こういった手続きは、慣れていない自分がやるより、専門家に任せた方がスムーズに話が進む。面倒なので文字が書けない事をアピールし、受付嬢に申請書類らしきものの記入を任せる。
 幾つかの基本的な質問に答えつつ、数分程。受付嬢は記入を終えた書類の束をまとめて立ち上がる。
「承りました。正午までには結果が出ますので、それまでお待ちください」
 受付嬢は小さく頭を下げると、施設の奥へと消えていった。

    ・

 そのまま何をするでも無しに時間を過ごし、約束の時間となる。
 手続きを交わした窓口へと向かうと、先程の受付嬢が幾つかの紙を手に待っていた。
 彼女はToyの姿を認めると、手にした紙をこちらへ差し出す。
「こちらが、昇級判定の結果となります」

    ・

Toyの昇級がアラセマ常駐軍に認められた!
Toyの階級が次階士位から芯階士位へと上がった!
ひろの昇級がアラセマ常駐軍に認められた!
ひろの階級が次階士位から芯階士位へと上がった!
残念ながら、フォーカスライトの昇級申請は認められなかった。
まだ何かが足りないようだ……。
残念ながら、VALERYの昇級申請は認められなかった。
まだ何かが足りないようだ……。

    ・

 紙を眺め、ふむと唸る。どうやら昇級申請が通ったらしい。「おめでとうございます」と祝福してくれる受付嬢に小さく手を上げて答え、Toyは足取りも軽く、駐屯地のエントランスへ向かって歩き出した。

End of Scene...


1/2夜更新
―アラセマ常駐軍駐屯地―
 常駐軍から各冒険者へと要請されていた依頼。それを達成した手続きを取るため、事務施設の中でも一際奥まった場所へと移動する。
 受付嬢らしき人物に話し掛けると、彼女は慇懃な挨拶をした後。
「では、手続きを始めさせていただきます。当窓口で処理可能な要請番号は001〜089までです。000〜080番の要請書をお持ちでしたら全てお出しください」
 小さな声で、そう告げた。

    ・

今週の要請番号は070〜079です。
000〜080種要請書を持っている場合、ここで引き取らせていただきます。
 

    ・

「以上となりますが、宜しいでしょうか?」
 どの要請条件も満たすことができなかったToyに、受付嬢の冷めた声が突き刺さる。既に受付嬢はToyの方へ視線すら寄越さず、カウンターテーブルに書類を広げて何かの作業を行っている。
 ……まぁ、殆ど冷やかしに来ただけのようになってしまったのだから、そういう態度になるのも仕方が無いのかもしれない。
 Toyは肩を落としつつ、施設のエントランスへ戻る事にした。

End of Scene...


1/2朝更新
―アラセマ常駐軍駐屯地―
 駐屯地の事務施設、そのエントランスの中央には、軍が冒険者達に対して行っている要請の内容が書かれた巨大な黒板がある。
 その黒板に書かれた内容はといえば、それこそ近隣の街の住人から持ち込まれた他愛も無いものもあれば、どこぞの重討伐指定が為された亜獣の牙を取って来いなどという無茶なものまで千差万別だ。
 それらを眺め、Toyは自分のこなせそうな物を探してみることにした。
 
 今週、この駐屯地で冒険者に対して公表されている要請は以下の通りだ。

    ・

[要請番号]
>No.071
[要請名]
>夜鳴きの樹討伐指令
[要請内容]
>夜鷺の森林に生える樹型亜獣、アーシーウッドの討伐要請です。彼らを討ち、その証拠となる品を駐屯地へ持ち込んでいただければ、相応の報酬をお支払いします。
[要請達成条件]
>アイテム「囀る樹片」の所持。

[要請番号]
>No.072
[要請名]
>大蚊の卵収集
[要請内容]
>オータの河で大繁殖している大蚊。その状況を調べるために彼らの卵を集めています。三つ以上をまとめて窓口に持ち込んでください。
[要請達成条件]
>アイテム「大蚊の卵」3個以上所持。

[要請番号]
>No.073
[要請名]
>水妖猫の瞳
[要請内容]
>とある貴族の奥方からの依頼です。何でも、外環四街道などで見られる亜獣グレイキャッツの眼、『水妖猫の瞳』を欲していらっしゃるとか。それをお持ちいただければ報酬をお支払いします。
[要請達成条件]
>アイテム「水妖猫の瞳」の所持。

[要請番号]
>No.074
[要請名]
>実験体探索
[要請内容]
>マルダにあった軍の駐屯地より、一匹の亜獣が脱走したとの通報が入りました。逃げた亜獣を探し出し、その所在を軍に報告してください。亜獣が居たという証拠となるものをこちらに渡していただければ報酬はお支払いします。
[要請達成条件]
>アイテム「巨狼の爪」の所持。

[要請番号]
>No.075
[要請名]
>亜獣捕獲指令
[要請内容]
>希望の平原の周辺に生息するイートクロウラーの生態を調べるため、生きたままイートクロウラーを捕獲して、駐屯地まで輸送してください。
[要請達成条件]
>ペット「イートクロウラー」の所持。

[要請番号]
>No.076
[要請名]
>毒薬精製
[要請内容]
>解毒薬の研究に、毒を持つ蛇型の亜獣マー・シェニーの肉を捜しています。お持ちでしたら、受付のほうへ是非。
[要請達成条件]
>アイテム「毒蛇の肉」の所持。

[要請番号]
>No.077
[要請名]
>物資輸送
[要請内容]
>マルダの村の近隣にある駐屯地では属性概念付与の研究が精力的に行われており、その材料となる素材が不足しているそうです。
[要請達成条件]
>アイテム「理の素材」の所持。
>休息の地マルダにあるアラセマ常駐軍駐屯地限定。

    ・

 黒板に書かれた内容を軽く見た限りでは、その殆どは条件となる品物さえ持ち込めば、簡単に報酬がもらえてしまうようだ。
 しかし、要請をこなすには月曜の午前までに窓口へ品を持ち込むのが前提だが、中には、今から出向いて品物を手にしたとしても期限内に駐屯地へ戻れそうにないものもある。その点について、近くの職員らしき人物に尋ねてみると。
「ああ。あれは窓口でその週の要請書さえ貰っておけば、期限外でも受け付けてもらえるんですよ。どれ、ちょっと待っていてください」
 職員はそう言って窓口へと向かうと、人数分の紙を持って戻ってくる。
「これを窓口に示せば、今週分の要請は期限外でも処理される筈です」

Toyは070種要請書を手に入れた!
ひろは070種要請書を手に入れた!
フォーカスライトは070種要請書を手に入れた!
VALERYは070種要請書を手に入れた!

 職員が軽く頭を下げて去っていくのを見送ってから、Toyは紙を眺めて頭を掻く。
 どちらにせよ、依頼の品を今から取りに行くというのは、なかなか骨の折れる仕事となりそうだ。となれば、わざわざそれらを手に入れるために歩き回るより、既にそれを手に入れている冒険者などから仕入れるという方が手っ取り早い気もする。
(他の冒険者達と手軽に商談が出来ればよいのだが……)
 そう上手くいかないのもまた事実である。

End of Scene...


1/1夜更新
―アラセマ常駐軍駐屯地―
 ここはフローリア諸島で数を増やし始めた鬼種の討伐と、その増加の原因を探るために派遣されたアラセマ常駐軍の駐屯地。
 駐屯地を構成する施設の一部は、半ば部外者扱いに近い軍登録の冒険者にも解放されている。
 まず、軍に登録されている自分の情報についてをここで閲覧しておくことにしよう。

    ・

名前:Toy
所属旅団:紅剣の旅団
階級:次階士位
要請達成回数:1
名声値:324
 
名前:ひろ
所属旅団:紅剣の旅団
階級:次階士位
要請達成回数:1
名声値:324
 
名前:フォーカスライト
所属旅団:紅剣の旅団
階級:次階士位
要請達成回数:1
名声値:243
 
名前:VALERY
所属旅団:紅剣の旅団
階級:次階士位
要請達成回数:1
名声値:243
 
 こんなところか。
 では次に、ここで行えるアクションを考えてみよう。

    ・

>選択肢1名称:所属旅団の脱加入
内容:事務施設へ向かい、軍登録された冒険者のみで構成される組織『旅団』の加入脱退手続きを行います。
毎週水曜日に集計される旅団ごとの獲得ポイントによって、旅団の順位が決定します。その上位三旅団の内のどれかに属していた場合、相応のボーナスが支払われます。
注意点として、既に旅団に所属していた場合、変更手続きには『旅団変更券』が必要です。また、旅団長に任命されていた場合は、任期である水曜日が経過するまで旅団の変更は出来ません。

>選択肢2名称:各旅団の詳細情報
内容:駐屯地に詰める職員や兵士、冒険者達から情報を集め、九つの旅団が現在獲得しているポイントなどを調査します。

>選択肢3名称:要請項目確認
内容:アラセマ常駐軍から冒険者達に対して行われている要請内容の確認を行います。
月曜の午前に要請の内容は全て入れ替わりますが、確認時に貰える『要請書』を達成受付に提出すれば、要請内容が変更された後でも、その時確認した要請の達成手続きが行われます。

>選択肢4名称:要請達成受付
内容:軍より公知されていた要請の達成条件を満たしている場合、受付で手続きを取ることによって相応の報酬を受け取ることが出来ます。条件達成はパーティ全体で判断され、報酬内容は個人の階級により微妙に変化します。
また、ここでの達成条件が物品であった場合、その品は指定個数に関わらず、そちらが所有されている全てを軍が引き取る形となりますので注意が必要です。
月曜の午前には依頼内容が変更されるので、それ以前に公知されていた依頼の条件を満たして報酬を受け取るには、日曜の午後までに受付で手続きを済ませる必要があります。
しかし、例外として軍より交付された「要請書」を所持していた場合、その要請書と引き換えに、書類に指定された要請番号と一致する要請項目の達成手続きを行うことが可能です。

>選択肢5名称:備品支給を受ける
内容:アラセマ常駐軍から自分の地位に応じた備品の配給を受けます。地位が高ければ高いほど良い品物が配給されますが、階級に応じて現在Toyが得ている名声値が減少するので注意が必要です。名声値が一定値に達していない場合、備品支給は受けられません。
備品支給の手続きは個人単位で行います。支給を受けたい方は、必ず自分の口で支給を受けたいという旨を伝えてください。

>選択肢6名称:昇級判定を受ける
内容:アラセマ常駐軍では半ば部外者である軍所属の冒険者に対しても独自の階級を設け、それを各冒険者に与えています。各冒険者の軍での扱いはこの階級によって決まるため、審査部に申請して昇級判定を受け、それに合格すれば、自分の待遇をより良いものへと変化させることが可能です。無事昇級すれば、要請をこなした際に払われる報酬が増加する他、よりグレードの高い備品支給を受けることができます。
昇級が認められた場合、Toyの階級が一つ上のものへ、名声値は既定の値に変化(大抵の場合は大きく減少)します。昇級の判定基準は名声値の高さによると言われていますが、詳細は公にはされていません。

    ・

 さて、何をしようか。

End of Scene...


1/1朝更新
[Commander Message!]
アラセマ常駐軍より緊急指令!
ランドリート沖で、重討伐指定存在
『藍の淑女』
の出現が確認されました!
軍所属の冒険者は、至急その討伐にあたってください!


[Commander Message!]
▼第26期旅団成績結果▼
今週の上位三旅団は以下の通り。
 
>一位
名称:第一旅団 紅剣の旅団
獲得値:939857
 
>二位
名称:第五旅団 黒衣の旅団
獲得値:108220
 
>三位
名称:第七旅団 灰杖の旅団
獲得値:50213

以上の結果から、この三旅団に属する冒険者に対し、アラセマ常駐軍から一定額のzidが支給されます。

Toyはアラセマ常駐軍より200zidの支給を受けた!
ひろはアラセマ常駐軍より200zidの支給を受けた!
フォーカスライトはアラセマ常駐軍より200zidの支給を受けた!
VALERYはアラセマ常駐軍より200zidの支給を受けた!



常駐軍より新年の祝いを受け取った

―耕しの地ポリツェルッツェン―
 いい加減、村の探索にも飽きてきた。
 訓練がてら、適当に害獣駆除でも行っておくことにした。

weekend
  vs
 盗賊小猿

フロウモンキーA

フロウモンキーB

フロウモンキーC


―― Turn 1 ――
□Toy
 HP:193/193
□ひろ
 HP:174/174隠
□フォーカスライト
 HP:179/179
□VALERY
 HP:161/161
■フロウモンキーA
 HP:25/25
■フロウモンキーB
 HP:25/25
■フロウモンキーC
 HP:25/25
――――――――
□Toy
 デルタスラッシュ!
 1st!
→ フロウモンキーB
  43ダメージ
  倒れた
 2nd!
  何も起きない
 3rd!
  何も起きない
□VALERY
 エナジーストーム!
→ フロウモンキーA
  60ダメージ
  倒れた
→ フロウモンキーC
  60ダメージ
  倒れた

Toyはクラスレベル9になった。
ひろはクラスレベル2になった。
「火遁の術」を覚えた。
フォーカスライトはクラスレベル3になった。
VALERYはクラスレベル8になった。
「魅力25%UP」を覚えた。
    ・

 あれやこれやとやっているうちに日が暮れてきた。
 今日はこのあたりで切り上げる事にしよう。

3expを得た!

End of Scene...


<1/1新年>
アラセマ常駐軍より緊急報告! 新たなる年の始まりを祝い、ランドリート島・コルトレカン島の探索やアノーレ島の探索を行っている軍所属の全ての冒険者に総額800万zidに及ぶ軍資金を分配した。また、軍広報の声明によると現在軍がアノーレ島の探索を許可している冒険者はほんの一握りであり、多くの冒険者は認可に値する情報を持っていないとのこと。未踏の島への渡航を望む冒険者は、より多くの情報収集を
行うと良いだろう。