このたび、NHK出版から「地方仏を旅する」丸山尚一著・全4巻が出版されました。その第2巻「北陸・近江・伊勢編」の中に、ほんの少しですが、帝龍寺観音堂の御本尊十一面千手観音様が紹介されています。興味のある方は、ぜひ一度手にとってご覧下さい。

ひとこと法話

◆お釈迦さまと花まつり◆
 今月は、花まつり(お釈迦さまの誕生日4月8日)があります。以前は、帝龍寺でも甘茶をわかして、お釈迦さまの誕生仏に甘茶をかけて供養する「灌仏」を行っていました。また、大沢野町仏教連合会では、町内寺院の持ち回りで「花まつり」の行事を行っています。昨年は、船峅地区が当番となり、帝龍寺が稚児宿となり隣の歓喜寺様を会場として行われました。
 お釈迦さまは、今から約2500年前にインド北部のカビラ国で、釈迦族の王子としてお生まれになりました。お釈迦様さま、お生まれになってすぐに7歩歩かれ、右手で天、左手で地面を指さして「天上天下唯我独尊」と声高らかに唱えられたそうです。誕生仏に甘茶をかけるのは、お釈迦さまの誕生を喜んだ天の竜王が、甘露の雨を降らせたという言い伝えによるものです。
 仏教は、キリスト教、イスラム教とともに三大宗教と呼ばれ、世界の多くの国々で信仰されています。仏教が日本に伝来してから約1500年、現在多くの宗派に分かれてはいますが、どれもお釈迦さまの教えがもとになっています。花まつりを機会に、仏教の原点であるお釈迦さまの教えに立ち返ってみることも大切なのではないでしょうか。

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