第 １１２ 号 平成２５年４月発行
富山県富山市舟倉２３３４　　高野山真言宗　船峅山　帝龍寺

【４月の行事】 　２９日(月)　富山宗務支所総会 　（帝龍寺の行事はありません） 　　寺家公園へお花見においで下さい 【５月の行事】 　（帝龍寺の行事はありません）

◆　当山の観音堂前に植えてある十月桜が小さな花をつけています。４月中旬頃には寺家公園の桜も見頃になると思います。お出での際は、帝龍寺へもお参りください。各種案内リーフレットも準備しています。
◆　檀家の方で、年忌法要等を予定されている方は、お早めにご相談ください。

◆三信条◆
　高野山真言宗では、檀信徒の心得として３つの信条を定めています。
一、大師の誓願(せいがん)により二世(にせ)の信心を決定(けつじょう)すべし
（お大師さまの｢世を救い人々に利益を施す｣という願いを頼りに、現世から来世に渡る確固たる信心をもとう）
一、四恩(しおん)十善(じゅうぜん)の教えを奉じ人の人たる道を守るべし
（父母・三宝・国・衆生への恩に報い、不殺生・不偸盗・不邪淫・不妾語・不綺語・不悪口・不両舌・不慳貪・不瞋恚・不邪見の戒めを守って、人としてあるべき道を歩もう）
一、因果必然の道理を信じ自他のいのちを生かすべし
（善い行いには善い果報のあることを信じ、自分や他のものの尊いいのちを大切に生かそう）
　日々の生活に追われ、時には人として歩むべき道を見失いそうになることがあります。そんなときには、自分の生き方をこの三信条に照らして振り返ってみてください。私たちは、1200年間脈々と受け継がれているお大師さまの教えを胸に、報恩感謝と自戒に基づく善行の実践に心がけたいものです。

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