船峅山帝龍寺報
ふなくらまんだら

第 123 号
平成26年3月発行
富山県富山市舟倉2334  高野山真言宗 船峅山 帝龍寺

今月の行事

【3月の行事】
  9日(日)涅槃会
 15日(土)秋葉社祭・虚空蔵祭

【4月の行事】
 (帝龍寺の行事はありません)
 29日(火)富山宗務支所総会

お知らせ

◆ 3月9日(日)午後1時半より、涅槃会を厳修します。お釈迦さまの入滅を悼み、仏舎利を象った五色の団子をお供えして仏徳を称える法要です。檀信徒各家の精霊を追悼する御詠歌講も行います。法要の最後には、お供えした団子を撒きますので、どうぞお持ち帰りください。
◆ 寺家町内会行事として、3月15日(土)午後2時より、帝龍寺本堂南側にある秋葉社において、火災除けのお勤めを行います。また、同日午後3時から帝龍寺本堂において、虚空蔵祭を行います。船峅の守り神である姉倉姫の本地仏である虚空蔵菩薩を御本尊として、風雨順時・五穀豊穣や家内安全・所願成就を祈願します。町内会の皆様は、多数お参りください。
◆ 高野山真言宗富山宗務支所では、平成27年の高野山開創1200年記念大法会に合わせて高野山団体参拝を計画しています。平成27年4月13日(月)〜15日(水)の2泊3日で、4月14日(火)には高野山金堂で行われる法要に参加していただきます。1泊目は高野山宿坊、2泊目は湯の花温泉(京都)を予定しており、参加費は約5万円を予定しています。詳細が決まりましたら、檀家の皆様にお知らせします。

ひとこと法話

◆本山への納骨◆
 地方によって分骨の習慣がないところもありますが、富山県では、火葬の際に墓地へお納めする骨壺の外に小さな骨壺に分骨する習慣があります。これは、それぞれの本山へお納めして、宗祖様の下で永く供養していただくためのものです。
 高野山真言宗では、奥の院燈籠堂の外、高野山内の各宿坊でも檀信徒の納骨を受け付けています。高野山真言宗の檀家さん以外でも、納骨することができます。お大師さまの下へお納めしたいと思われる方は、どうぞご相談ください。宿坊寺院に納骨すると、翌日の朝のお勤めで供養していただける外、1年間その寺院で供養された後に奥の院へ納められます。また、納骨した宿坊で位牌が作られますので、後日お参りした際にも、その位牌を出して供養していただけます。
「本山への納骨は、いつすればよいのですか」という質問を受けますが、四十九日の中陰が明けて墓地への納骨が済めばいつでも結構です。できれば、ご家族ご親族で高野山に参拝され、宿坊に一泊されるのがよいと思います。朝のお勤めで供養の証として水塔婆をいただきますので、奥の院の御廟へお参りされる際に御廟橋の手前にある水掛地蔵にお供えして、水を掛けて供養してあげましょう。
 檀信徒各家の精霊が、お大師さまの傍で永遠の安らぎを得られるよう願っております。

ご 意 見
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