船峅山帝龍寺報
ふなくらまんだら

第 131 号
平成26年11月発行
富山県富山市舟倉2334  高野山真言宗 船峅山 帝龍寺

今月の行事

【11月の行事】
  2日(日) 報恩講(土砂加持法会)
  3日(月)〜檀家各家報恩講

【12月の行事】
 31日(水) 除夜の鐘

お知らせ

◆ このたび当山1階廊下にAED(自動体外式除細動器)を設置しました。参拝者や寺家公園等に来られた方に万一の事態が発生した場合には、遠慮なくご利用ください。来年の初詣及び門明けの際には、訓練用器を準備しますので、一度体験してみてください。
◆ 11月2日(日)に当山の報恩講を厳修いたします。午後1時10分より御詠歌奉唱、光明真言加持土砂法会、法話(宝寿院住職鵜山尚巻師)を行います。昼食を準備していますので、お昼までにおいでください。
◆ 11月〜12月の休日に、檀家各家を回って報恩講のお勤めをさせていただきます。日程については、電話で確認の上、葉書で連絡させていただきましたので、よろしくお願いします。
◆ このたび、北陸三十三観音の納経額を本堂に掲示しましたので、ご覧ください。

ひとこと法話

◆救える命を救う(生かせいのち)◆
 帝龍寺のある船峅地域は、千年以上前から栄えた歴史がある風光明媚な土地柄で、観光客や参拝者の方も多く訪れる場所です。しかし、現在は人口が減って町の中心部から離れた地域となり、救急車を呼んでも15分ほどかかります。
 このたびAEDを設置したのは、当山の参拝者はもとより、地域住民の皆さんや観光客の人たちが、万一心肺停止状態に陥った際、救える命を救いたいと考えたからです。亡くなった方の魂を慰めたり遺族の方の供養をお手伝いするだけでなく、せっかく授かった命を失わせないことも、私たち僧侶の大切な役割だと考えています。
 私たちは、多くの人に支えられて生きています。生かされていることに感謝し、一人一人が互いの命を大切にして、自分のいのちを精一杯に輝かせたいものです。

ご 意 見
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