船峅山帝龍寺報
ふなくらまんだら

第 132 号
平成26年12月発行
富山県富山市舟倉2334  高野山真言宗 船峅山 帝龍寺

今月の行事

【12月の行事】
 31日(水) 除夜の鐘

【1月の行事】
  1日(木) 初祈祷、初詣(AED体験)
  3日(土) 門明け檀徒総会(AED体験)

お知らせ

◆ このたび当山1階廊下にAED(自動体外式除細動器)を設置しました。来年の初詣及び門明けの際には、訓練用器を準備しますので、一度体験してみてください。
◆ 1月3日(土)に門明け檀徒総会を開催します。檀家各位には案内状を送付しますので、多数ご参加下さい。平成27年からは、本堂にて檀徒総会を開催し、客殿で懇親会を行いたいと思います。新たに入檀された方との顔合わせの機会となりますので、よろしくお願いします。
◆ 来年4月に実施する高野山開創1200年記念大法会団体参拝にお申し込みをいただき、ありがとうございました。まだ若干の余裕がありますので、参加ご希望の方は早急にご連絡下さい。また、写経奉納にも多数ご協力いただき、感謝いたします。ご協力いただける方には、写経用紙をお渡ししますので、ご連絡下さい。
◆ このたび、本ホームページに、札所巡拝のページを新設しました。これまでに巡拝した各霊場を、写真や御朱印とともに紹介しています。未完成の部分もありますが、順次作成していきますので、どうぞご覧下さい。

ひとこと法話

◆「知恵」と「智慧」◆
 「知恵」と「智慧」はどちらも「ちえ」と読み、国語辞典では区別なく「物事を考え、判断し、処理する心のはたらき」と書かれています。仏教では、人から恵みを得ることを「知恵」といい、事物の実相を知り、よく判断して覚りを完成するはたらきのことを「智慧」といいます。また、実相を見極める仏の智慧を「般若」といいます。
 密教では、五つの智慧を象徴する大日如来(法界体性智=中心)、阿しゅく如来(大円鏡智=東方)、宝生如来(平等性智=南方)、阿弥陀如来(妙観察智=西方)、不空成就如来(成所作智=北方)の金剛界五仏を五智如来といい、曼荼羅の中心に置きます。この五仏をはじめとする全ての仏さまは、大いなる智慧をもって私たち衆生を観ていてくださいます。
 人として生きるための知恵も大切ですが、私たち仏教徒は、日々精進して功徳を積み、仏さまの大いなる智慧にあやかりたいものです。

ご 意 見
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