船峅山帝龍寺報
ふなくらまんだら

第 133 号
平成27年1月発行
富山県富山市舟倉2334  高野山真言宗 船峅山 帝龍寺

明けましておめでとうございます。高野山開創1200年にあたる本年も、よろしくお願いします。

今月の行事

【1月の行事】
  1日(木) 初祈祷、初詣(AED体験)
  3日(土) 門明け檀徒総会(AED体験)

【2月の行事】
  (帝龍寺の行事はありません)

お知らせ

◆ 1月3日(土)に門明け檀徒総会を開催します。今年からは、本堂にて檀徒総会を開催し、客殿で懇親会を行います。新たに入檀された方との顔合わせの機会となりますので、多数ご参加ください。トレーニングキットによるAED(自動体外式除細動器)の使用体験も予定しています。
◆ 4月13〜15日に実施する高野山開創1200年記念大法会団体参拝にお申し込みをいただき、ありがとうございました。富山地区寺院が参加するBコースは、2日目に奈良の唐招提寺、3日目に京都の智積院と蓮華王院(三十三間堂)を参拝することになりました。2泊3日(車中弁当を含む9食付、高野山宿坊と京都湯の花温泉泊)で参加費5万円(高野山献香料、法要経本代、奈良・京都拝観料を含む)です。募集定員までまだ若干の余裕がありますので、参加ご希望の方は早急にご連絡下さい。また、写経奉納にも多数ご協力いただき、感謝いたします。
◆高野山開創1200年記念小冊子「お大師さま」第3巻菩提の章が発行されました。檀家の皆様には御札と一緒に配付いたしますので、どうぞお読みください。ご希望の方には、1冊200円で頒布いたします。
◆ 札所巡拝のページがほぼ完成しました。これまでに巡拝した各霊場を、写真や御朱印とともに紹介しています。どうぞご覧下さい。

ひとこと法話

◆六曜と大安吉日◆
 暦には、大安や友引、仏滅などの文字が書かれており、「結婚式は大安の日」とか「葬式は友引を避ける」など、日の吉凶を気にすることがあります。これにはどんな意味があるのでしょうか。
 これは六曜と呼ばれ、中国の六行説に由来した考えで作られています。先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の6つが順に並び、旧暦の月ごとに配列が決まっています。一般に、先勝は「先んずれば即ち勝つ」で午前が吉、友引は「凶事に友を引く」で朝夕が吉、昼が凶、先負は「先んずれば即ち負ける」で午後が吉、仏滅は「仏も滅する大凶日」で仏事のみ可、大安は「大いに安し」で全日が吉、赤口は「万事に用いない悪日」で正午のみ吉の意味だとされています。普段はあまり気にすることはありませんが、友引の日を定休日としている斎場も多いようです。
 仏教語の大安は「慎み深く落ち着いていること」であり、吉凶はその人の心次第だと思います。六曜をうまく利用して大安の姿勢で過ごすことこそ、一日一日を吉日とし、福を招く方法なのではないかと思います。

ご 意 見
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