船峅山帝龍寺報
ふなくらまんだら

第 136 号
平成27年4月発行
富山県富山市舟倉2334  高野山真言宗 船峅山 帝龍寺

今月の行事

【4月の行事】
 12日(日) 姉倉比売神社春季祭礼
 13日(月)〜15日(水)
  高野山開創1200年記念大法会団体参拝
 25日(土) 弘誓会総開帳法会(朝日町護國寺)

【5月の行事】
 (帝龍寺の行事はありません)

お知らせ

◆ 3月21日(土)の正御影供(お大師さまの日)に、龍高寺住職古川章賢師を戒師に迎え、当山副住職賢伸の仏前結婚式を執り行いました。当日は天候に恵まれ、当山本堂での結婚式、別会場での披露宴を滞りなく進行することができました。檀信徒の皆様には、今後とも末永くお付き合いいただきますよう、よろしくお願いします。
◆ 4月2日(木)午前に、当山観音堂御本尊十一面千手観世音菩薩立像の別立像が納入されることになりました。当山本堂に安置し、西国三十三観世音菩薩とともにお祀りすることになります。今後は、観音堂の秘仏本尊の別立像としてお参りいただくとともに、弘誓会総開帳(御砂踏み)法会に奉持して、多くの参加者にお参りしていただきたいと思います。
◆ 4月13日(月)〜15日(水)に高野山団体参拝を行い、富山・新潟宗務支所合同による高野山開創1200年記念大法会を高野山金堂でお勤めします。富山支所全体で約330名の参加者になり、新潟支所を合わせると約370名による檀信徒参加型の大法会となります。法要後の写経奉納式で、皆さんにご協力いただいた御写経も奉納させていただきます。

ひとこと法話

◆仏前結婚式◆
 結婚式が人生の節目として大切な儀式であることは、言うまでもありません。神前結婚式や教会でのキリスト教式結婚式、宗教色を排除した人前結婚式など、形式は様々ですが、結婚を誓う二人にとって重要な儀式であるとともに、親族や知人に結婚を認め祝福してもらうためにも重要な儀式です。
 あまり多くはありませんが、仏前結婚式という形もあります。仏さまといえば、死者を弔うという印象が強いのですが、現在生きている衆生を救う現世利益の功徳も大きいのです。念珠授与や読経など仏前結婚式独特の部分もありますが、三三九度の杯や誓詞の奉読など全体的な流れは神前結婚式と共通する部分が多いのです。
 仏前結婚式は寺院の子女が行うものだと思われがちですが、決してそうではありません。在家の方でも、仏さまの前で結婚を誓いたいと思う気持ちがあれば、行うことができます。ご結婚をお考えの方は、一つの選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。

ご 意 見
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