船峅山帝龍寺報
ふなくらまんだら

第 143 号
平成27年11月発行
富山県富山市舟倉2334  高野山真言宗 船峅山 帝龍寺

今月の行事

【11月の行事】
 7日(土)当山報恩講(光明真言加持土砂法会)
 8日(日)姉倉比売神社秋季祭礼
 ※11月〜12月 檀家各家報恩講

【12月の行事】
30日(水)古札撥遣(古い御札や御守のお焚き上げ)
31日(木)除夜の鐘 午後11:30頃より

お知らせ

◆ 11月7日(土)に当山の報恩講(光明真言加持土砂法会)を執り行います。法会は午後1時半より開始しますが、昼食を準備していますので、お昼までにおいでください。当日の法話は、砺波市庄川町日照院住職 糸数寛宏師にお願いしています。どうぞ多数お参りください。
◆ 11月〜12月初旬に、各檀家の報恩講を勤めさせていただきます。この1年間にいただいたお大師さまや諸仏のご恩に報い感謝を捧げ、ご先祖様を供養する法会です。日程については個別に連絡調整をし、決定した日時を葉書で連絡しています。なお、この期間に法要を勤められるお宅は、法要の際に併せてお勤めをいたしますので、ご了解ください。
◆ 来年に年忌を迎えられるご家庭には、案内の葉書を送らせていただきました。命日の記載間違い等がありましたら、お手数ですがご連絡ください。法要をお勤めされる場合は、なるべく早めにご連絡をお願いします。

ひとこと法話

◆こんにちは、ただいま◆
 挨拶言葉に「こんにちは」や「ただいま」という句があります。これらの言葉は、たとえば「今日はご機嫌いかがですか」や「唯今帰りました」のように元々次につながる文句があったものが、長く使われているうちに省略されたものです。
 今日は「きょう」とも読みますが、仏教的な読み方では「こんにち」と言います。皆さんは、今日すべき仕事を明日に延ばそうとしたことがありませんか。仏教には「今日須入今日(こんにちしゅにゅうこんにち)」という教えがあります。今日のことは今日のうちに為して明日に延ばさないということです。また今日は、その時々の「今」が集まって成り立っています。普段は何気なく使っている挨拶言葉ですが、こう考えると「今日は」や「唯今」には深い意味があるのですね。
 私たちは、「こんにち」をどのように過ごすか、「ただいま」は何をすべきなのかを意識し、一瞬一瞬の時間を大切に使っていきたいものです。

ご 意 見
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