第 19 号 平成17年7月発行 |
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富山県富山市舟倉2334 高野山真言宗 船峅山 帝龍寺 |
【7月の行事】 7月25日(月)猿倉社祭 (その他)−−−−−−−−−−−−−− 7月17日(日)船峅南部老人会追悼法要 坂本会館にて 8月 5日(金)当山施餓鬼会 8月13〜16日お盆棚経 |
◆本堂落慶以来、強い風のために御拝へ雨や雪が吹き込んで、参詣者の皆様にご迷惑をお掛けするとともに、階段の踏み板も少しずつ傷み始めています。
6月18日(土)に檀徒総会を開いて協議した結果、風除室を設置することになりました。また、設置費用は約220万円で、概ねその半額を檀徒の皆さんにご負担いただくことになりました。文書にてご案内いたしますので、ご協力の程よろしくお願いします。
◆有縁の精霊供養として、壇信徒の皆様から数々の品物を寄進いただきましたので、ご披露いたします。
・加藤万里子様より 夏用七条袈裟一着
・出町治昌様より 両界曼荼羅額一対、三界萬霊位牌一基
・杉谷久直様より 五色五瓶花一式
◆お地蔵さま◆
おとぎ話「笠地蔵」などでよく知られているように、お地蔵さまは私たちにとって大変身近な仏さまです。お地蔵さまは、頭を丸めたお坊さんのお姿で、あちこちの道ばたに立っていらっしゃいます。六地蔵といわれるように、六体が並ばれたお地蔵さまもあります。
夏になると各町内で「地蔵盆」が行われます。お地蔵さまは、子どもたちの守り本尊として親しまれており、「地蔵盆」の世話を子どもたちの手で行う風習が残っているところもたくさんあります。真言宗では、大人の方が亡くなると位牌の戒名の上に「阿(ア)」という大日如来を表す梵字を書きますが、子供の場合は地蔵菩薩を表す「呵(カ)」の梵字を書きます。お地蔵さまは、大地のように踏まれても踏まれても屈することなく、子供たちのような弱者に対して大いなる慈悲心を示し、全ての者を救い育てていこうとする無尽蔵の力をもった仏さまなのです
お地蔵さまの縁日は24日、御真言は、「おん かかか びさんまえいそわか」です。「かかか」というのは、歓喜の笑い声で、すべての人が心の底から呵々大笑できる平和な世界を作り上げることを意味しています。
道ばたにひっそりとお立ちになっているお地蔵さまを見つけたら、子供さんと一緒にお花を供えたり手を合わせたりしてみませんか。