船峅山帝龍寺報
ふなくらまんだら

第 213 号
令和3年9月発行
富山県富山市舟倉2334  高野山真言宗 船峅山 帝龍寺

今月の行事

【9月の行事】
 (帝龍寺の行事はありません)

【10月の行事】
 (帝龍寺の行事はありません)

お知らせ

◆ 8月22日(日)午前9時より、寺家公園33観音御砂踏み巡拝を行いました。富山県が新型コロナ感染ステージ3となり、まん延防止等重点措置が適用される中、19名の参加を得て実施しました。天候が心配されましたが、参加者全員が巡拝を終えたところで大粒の雨が降り出し、無事に巡拝を終えることができました。事情が許せば来年以降も実施したいと考えていますので、よろしくお願いします。
◆ お盆の棚経で檀家各家を回らせていただいた際に、寺報「ふなくらまんだら」第205号〜第212号と仏教マガシン「わげんせ」春号と夏号を配付しました。「わげんせ」は「和顔施」と書き、人に対して穏やかな顔で接する布施行の一つです。心がけ一つで、誰にでも実践できることですので、みんなで実践したいものです。
◆ 11月7日(日)の当山報恩講に本山布教師(大分県弘法寺吉武隆善僧正)の派遣を予定していましたが、新型コロナウイルスの感染状況が全国的に拡大傾向にある現状を踏まえ、中止となりました。報恩講の行事は実施する予定ですが、法話なしで午前中に変更することも考えています。檀信徒の皆様には案内葉書やポスターでお知らせしますので、ご理解とご協力をお願いします。

ひとこと法話

◆弘法大師行状曼荼羅絵図より「聞持受法・仏門勤学」◆
 学問好きな真魚は、ある一人の沙門(修行者)から、記憶力や理解力を増すという虚空蔵求聞持法を伝授されました。仏教に触れて大学での学問に疑問を感じた真魚は大学を辞め、真実の教えを求めて修行行脚の旅に出ました。後に儒教、道教、仏教を比較して戯曲仕立てで仏教の優位を説いた「三教指帰」を著しました。真魚は、書物を読むだけの学問から、自らの体験を通して真実の教えを身に付けることの大切さを悟ったのです。

ご 意 見
メールでご意見をお寄せ下さい。

先月号へ