第 23 号 平成17年11月発行 |
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富山県富山市舟倉2334 高野山真言宗 船峅山 帝龍寺 |
【11月の行事】 11月6日 報恩講(中組常例・土砂加持法会) 11月〜12月 檀家各家報恩講(日時は個別に相談) |
◆例年の通り、11〜12月の土曜日、日曜日、祝日を中心に、檀家各家の報恩講を勤めさせていただきます。なお、10月下旬以降に年忌法要をお勤めになるお宅は、その際に報恩講のお勤めも併せて行いますので、よろしくお願いいたします。
◆檀徒の皆さんのご協力により、本堂御拝の風除室が、写真の通り完成しました。これまで風雨や降雪の際に履き物が濡れるなど、参拝者の方々にご迷惑を掛けておりましたが、今後は安心してご利用いただけるものと思います。多くの方々から浄財をお寄せいただき、皆様のお気持ちに感謝しております。有り難うございました。 |
◆11月よりお守りの頒布を始めました。御大師さまや仏さまとの御縁を結び、お守りを肌身に付けることで「加持力」が働きます。ご本人の信心による「功徳力」と合わさって、必ずご加護があることでしょう。願いが叶う腕輪念珠(500円)もありますので、ご参拝の折りにお求めください。
学業成就お守り、交通安全お守り…各300円 | 弘法大師お守り、福寿お守り、こども守り…各500円 |
◆土砂加持法要◆
毎年11月上旬の日曜日に当山では、「報恩講」として土砂加持法要を行います。土砂加持法要とは、光明真言を唱え、土砂壷に納められた清浄な土砂を加持する法要です。土や砂などはどこにでもあるつまらないもの、汚いものという感覚かもしれません。しかし、土砂は一切のものを生み育てる大きな命をもち、真言宗の教理の根本にある六大(地・水・火・風・空・識)の一つ、地大にあたる大切なものです。
また、お大師さまは、地大はすべての根源であり、教主大日如来の仏性をもつと説いておられます。光明真言百八返をもって清浄な土砂を加持することで土砂の功力を増し、その功徳によって亡者がたちどころに成仏する大きな供養となります。不空絹索経によれば、加持されたお土砂がもつ仏の加持力によって、地獄に堕ちている亡者も極楽に往生するといわれています。参詣の善男善女はもちろん、檀信徒各家にこの加持力が及ぶことを願うばかりです。