第 ２３５ 号 令和５年７月発行
富山県富山市舟倉２３３４　　高野山真言宗　船峅山　帝龍寺

【７月の行事】 　　１日(土)〜３日(月)高野山団体参拝 　　２日(日)宗祖弘法大師生誕1250年記念降誕会 　２２日(土)猿倉社祭(６町内会行事) 【８月の行事】 　　５日(土)施餓鬼会 　１８日(金)当山観音祭・千手観音御開帳(午前) 　２０日(日)三十三観音御砂踏み巡礼

◆　今年は弘法大師生誕1250年にあたり、高野山で記念大法会が行われます。富山地区の真言宗寺院では、７月２日（日）に開催される第四地域伝道団（北陸ブロック）担当法会に合わせて団体参拝を行うことになりました。７月１日（土）〜３日（月）の２泊３日で、高野山と京都・滋賀を巡ります。お陰様で参加者は予定を上回る８８名となりました。７月２日(日)には高野山の大師教会大講堂で、６３名の稚児による行事と詠歌・舞踊・華道の奉納、北陸地区の僧侶２４名による降誕会の法要が行われます。帝龍寺住職は、富山宗務支所長として内陣衆７名の中に加わり、読経と稚児大師の灌沐を行います。
◆　８月５日(土)午後１時半より当山の施餓鬼会行います。今年新盆を迎えられる精霊の新盆供養のほか、各家精霊の塔婆供養を行います。
◆　８月１８日(金)午前９時より当山の観音祭りを行います。西国三十三所の御詠歌奉唱と観音堂ご本尊の千手観世音菩薩の御開帳を行います。御開帳時間は午前８時半〜正午です。２０日(日）の午前９時半から寺家公園三十三観音御砂踏み巡礼を行います。納め札（35枚一組500円)を記入していただきますので、９時までにお集まりください。
◆　高野山真言宗では、高野山の奥之院灯籠堂地下法場に納める｢令和の宝塔｣の寄進者を募集しています。木製の五輪塔で小さい方が３万円、大きい方が３０万円となっています。関心のある方は、帝龍寺までご連絡ください。

◆弘法大師行状曼荼羅絵図より「小児蘇生・龍泉湧出」◆
　空海は、その法力によって全国各地で不思議な現象を起こし、困っている人々を救いました。
　あるとき空海は、和泉国大鳥郡で、男の子が狼にかみ殺されてしまい嘆き悲しんでいる寡女に出会いました。空海が蘇生呪という呪文を唱えたところ、男の子はたちまち生き返ったということです。
　河内国の龍泉寺では、伽藍を立てようとしていましたが、古池に住む悪龍が池の水を枯らせてしまい、建築工事が続けられなくなってしまいました。空海が加持祈祷をして龍を呼び戻し、清らかな泉を湧き出させたため、無事に工事を進めることができ、伽藍を建立することができました。

メールでご意見をお寄せ下さい。