船峅山帝龍寺報
ふなくらまんだら

第 240号
令和5年12月発行
富山県富山市舟倉2334  高野山真言宗 船峅山 帝龍寺

今月の行事

【12月の行事】
 30日(土) 古札焚き上げ
 31日(日) 除夜の鐘

【1月の行事】
  1日(月) 新年初祈祷
  3日(水) 門明け檀徒総会

お知らせ

◆ 10月16日(月)〜19日(木)に秩父34観音団体参拝を行いました。天候に恵まれ、スムーズに巡拝することができました。
 来年4月3日(水)〜6日(土)には第一回坂東33観音巡拝を予定しています。中型バスを利用して15〜20名で巡拝したいと思っています。参加費が決まり次第お知らせしますので、多数ご参加ください。
◆ 12月30日(土)午後2時より当山境内で、古仏撥遣(古い御札や御守のお焚き上げ)を行います。お焚き上げご希望の方は、行事開始前に当山までお持ち下さい。古くなった卒塔婆も大丈夫です。金属など燃えないものは外して下さい。
◆ 12月31日(日)午後11時半過ぎから除夜の鐘を撞きます。全部で108回と限りはありますが、おいでいただいた方はどなたでも撞くことができます。
◆ 令和6年1月3日(水)に門明け檀徒総会を開催します。今回は会食を予定しています。

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ひとこと法話

◆弘法大師行状曼荼羅絵図より「権者自称・応天門額」◆
 弘仁9年(818年)諸国に疫病が発生しました。嵯峨天皇は、宮中大極殿で空海から「般若経」の講説を受け、民が安らかな生活を送れるように祈りを捧げました。般若経の功徳によって疫病が治まり、安らかな生活が戻りました。
 あるとき空海は、天皇から平安京の応天門に掲げる額に文字を書くよう命じられました。書き終えた額を門に掲げてみたところ、「応」の点が一つ足りないことがわかり、空海は筆を投げて点を打ちました。書の達人である空海の素晴らしさを伝えようとする逸話です。

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