船峅山帝龍寺報
ふなくらまんだら

第 26 号
平成18年2月発行
富山県富山市舟倉2334  高野山真言宗 船峅山 帝龍寺

今月の行事

【2月の行事】
  2月26日 市場火祭り

【3月の行事】
  3月10日 秋葉社祭
  3月12日 涅槃会
  3月24日 虚空蔵祭

お知らせ

◆当山専用掲示板を設置しました。行事の案内や当山からのお知らせ、高野山真言宗「心のことば」などを掲示しますので、ご覧下さい。

◆富山市になって初めての文化財防火デー防火訓練が、1月29日(日)に行われました。当山が所蔵する木造千手観世音菩薩立像と絹本着色三千佛図(過去佛)の富山県指定文化財をはじめ、多数の文化財を火災から守るため、教育委員会の依頼で、毎年この時期に防火訓練を行っています。

ひとこと法話

◆節分◆
 2月3日(金)は節分です。節分は季節の分かれ目であり、1年が始まる立春の前日にあたるこの日には、「年越し」の意味があります。真言宗の多くの寺院では、節分の夜に一年の厄を除き福を招く星祭りの祈祷が行われます。節分に豆をまいて鬼を追い、福を招くというのも、幸先よい春の訪れを願う思いの表れです。最近、恵方に向かって巻きずしを丸ごと食べるとよいことがあると言われているのも、同様の意味でしょう。
 節分といえば鬼の姿を思い浮かべますが、牛のような角と虎皮の下着は、鬼門である艮(うしとら)の方角を表しています。節分には、災いが入り込む鬼門を封じ、安心して新しい春を迎えるための行事が行われるのです。

ご 意 見
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