船峅山帝龍寺報
ふなくらまんだら

第 32 号
平成18年8月発行
富山県富山市舟倉2334  高野山真言宗 船峅山 帝龍寺

今月の行事

【8月の予定】
  8月5日  当山施我鬼会
  8月12〜16日 盂蘭盆会棚経
  8月31日  二百十日風鎮祈祷
【9月の予定】
  9月1日  級長戸辺社祭
  9月9日  春日社・諏訪社祭

お知らせ

◆8月5日(土)に、施我鬼会を厳修します。新盆を迎える精霊はもちろん、塔婆供養で先祖代々の菩提を供養しますので、ぜひお参りください。
◆8月12日(土)〜16日(水)の間、お盆の棚経で、各家庭を訪問させていただきます。お経は各家庭約15分です。1日に多くのお宅を回りますので、少々慌ただしくなりますが、ご協力をお願いします。

ひとこと法話

◆お念珠◆
 私たち仏教徒は、お参りする際、手にお念珠(お数珠)を持ちます。私たちがお念珠を持つことには、どんな意味があるのでしょうか。
 お念珠は、大切な法具で、金剛瑜伽念珠経などにその功徳や意味が説かれています。百八の煩悩を断じ五逆の罪を滅するという意味で、お念珠は108珠のものが正式で本連といいます。54珠のものを半連、27珠のものを四半連といい、21珠や18珠のものもあります。お念珠は、宗派によって若干形の違いがあります。真言宗のものは、房の部分が丸い梵天房になっているのが特徴です。
 お念珠を手に持つときは2匝、左腕にかけて仏様を拝むときは1匝、仏前に置くときは房を内側にたたんで3匝にし母珠を仏様に向けるというきまりがあります。また、煩悩をすり減らすという意味で、お念珠を軽く三度摺り合わせますが、余り摺り過ぎると仏様の功徳がなくなってしまいますので、それ以上は摺らないようにしましょう。

ご 意 見
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