船峅山帝龍寺報
ふなくらまんだら

第 35 号
平成18年11月発行
富山県富山市舟倉2334  高野山真言宗 船峅山 帝龍寺

今月の行事

【11月の予定】
 11月5日   報恩講(土砂加持法会)
 11月〜12月 報恩講檀家回り

【12月の予定】
 12月31日  除夜の鐘

お知らせ

◆11月5日(日)午後1時半より、お大師さまに感謝し、檀信徒各家先祖代々の菩提を供養する報恩講をお勤めします。土砂加持法会と富山寺住職水木真言師による法話を予定しています。昼食を準備していますので、お昼までにおいでください。多数お参りくださいますよう、ご案内します。

◆11月から12月にかけて、報恩講の檀家回りをさせていただきます。事前に日時を連絡させていただきますので、よろしくお願いいたします。法要をされるお宅は、法要と併せて行います。なお、例年通り今年度の宗費を集めさせていただきますので、ご準備ください。
 今年も、もうすぐ年末を迎えます。檀家の皆さんには、葉書で平成19年の各家年忌案内をさせていただきます。ご法要をされる場合は、できるだけ早めにご相談ください。

◆当山所蔵の仏さまが入った切手をつくりました。今回は富山県指定重要文化財の2種類です。希望される方には、実費でお分けします。

ひとこと法話

◆御宝号 南無大師遍照金剛◆
 真言宗では、お大師さまへの帰依を誓い、「南無大師遍照金剛」とお唱えします。「遍照金剛」は、唐の国長安で祖師恵果和尚からいただいた灌頂名です。今や「お大師さま」といえば、弘法大師空海を指しますが、天皇から大師号を贈られた高僧は少なくありません。
 御大師さまが高野山で入定されて86年後、真言宗長者観賢僧正と寛平法皇の進言により醍醐天皇から「弘法大師」という諡号(しごう)を贈られました。大師の業績「弘法利生」から決められたということです。
 その後高野山では、勅使を迎えて大師号奉告法要が営まれ、観賢僧正から「南無大師遍照金剛」というお言葉が発せられました。これが、大師信仰の御宝号の始まりなのです。

ご 意 見
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寺報34