第 46 号 平成19年10月発行 |
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富山県富山市舟倉2334 高野山真言宗 船峅山 帝龍寺 |
【10月の予定】 (10月の行事はありません) 【11月の予定】 11月 4日 阿闍梨孝範大和尚百箇日忌 11月10日 当山報恩講(土砂加持法会) 11月〜12月 各家報恩講 |
◆11月10日(土)午後1時半より当山の報恩講を行います。宗祖弘法大師及び諸仏菩薩への報恩謝徳を祈念し、先祖代々の菩提を供養します。また、11月4日が当山名誉住職阿闍梨孝範大和尚の百箇日忌にあたりますので、その供養も併せて行います。当日は、砺波市庄川町日照院住職糸数寛宏師による法話もあります。皆さんお誘い合わせの上、お参り下さい。なお、昼食を準備していますので、お昼までにおいで下さい。
◆今年も、11月から12月にかけて檀家各家の報恩講に回らせていただきます。報恩講の読経時間は約30分です。10月後半以降に法要をお勤めになるご家庭では、法要に併せて報恩講のお勤めをさせていただきます。日程は電話にてご相談させていただきます。なお、報恩講の際、今年度の本山金(護持会費)を集金させていただきますので、よろしくお願いいたします。
◆弥勒菩薩◆
弥勒菩薩は、十三仏の六番目、六七日の仏さまです。京都太秦広隆寺の弥勒菩薩がよく知られています。お釈迦さまが入滅されてから56億7000万年後、この世に現れて迷える衆生をお救いになる「未来の世を守る仏さま」といわれています。もともと弥勒菩薩は実在の人物で、お釈迦さまの弟子の一人でした。
お大師さまは、弥勒菩薩への信仰が厚く、菩薩の慈悲行を現在の人々にも生かされています。遠い未来にこの世に出現される弥勒菩薩の身代わりとして、弥勒菩薩の都率浄土から今の世の中を救済されているのです。高野山奥の院御廟では、お大師さまの御宝号をお唱えする前に弥勒菩薩の真言をお唱えします。これは、お大師さまは弥勒菩薩と一体であり、入定されて弥勒の三昧に住しておられるからです。
真言は「おん まいたれいや そわか」、すべてのものを菩薩の慈悲行で救い、覚りを成就させるという御誓願を表しています。