船峅山帝龍寺報
ふなくらまんだら

第 50 号
平成20年2月発行
富山県富山市舟倉2334  高野山真言宗 船峅山 帝龍寺

今月の行事
 

【2月の予定】
 2月26日 市場火祭り
【3月の予定】
 3月 9日 涅槃会
 3月15日 秋葉社祭・虚空蔵祭
(その他)3月21日 正御影供

お知らせ

◆文化財防火デーの消防訓練が、1月27日(日)9時から当山で行われました。檀信徒の皆さまにも協力していただき、無事に訓練を終えることができました。今後とも、先人の手で護り伝えられた貴重な文化財を後の世に引き継いでいくために、皆さんのご協力をお願いします。

◆3月9日(日)午後1時半より、涅槃会を厳修します。仏教の祖お釈迦の入滅を悼み、五色の涅槃団子を御供えして徳を讃えます。最後に、御供えした団子をまいてお持ち帰りいただきますので、子どもさんもご一緒においで下さい。

ひとこと法話

◆相互供養、相互礼拝◆
 各家庭では、お仏壇に仏さまをお祀りし、心のよりどころにされていると思います。仏壇には、香花(こうげ)灯明(とうみょう)飲食(おんじき)を御供えし、合掌礼拝したりお経を唱えたりします。香花とは「お香」と「お花」、灯明は「ろうそくの明かり」、飲食は「茶湯」と「仏飯」や「霊供膳」を指します。真言宗では、こうした仏前の供養を整えてから、礼拝や読経を行うことを檀信徒の基本としています。
 人と人との関係においても、「人みな仏、相互供養、相互礼拝」を信徒の信条としています。「相互供養」とは互いに相手のために自分のできることを実践すること、「相互礼拝」とは互いに感謝することです。人は誰でも仏さまの心をもっています。あなたも私も、心の中には仏さまがいらっしゃるのです。お互いに相手の仏さまを供養し礼拝することで、人と人とのよりよい関係づくりができるのだと思います。

ご 意 見
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