船峅山帝龍寺報
ふなくらまんだら

第 66 号
平成21年6月発行
富山県富山市舟倉2334  高野山真言宗 船峅山 帝龍寺

今月の行事
 

【6月の予定】
 6月13日 雨乞岩祭
 6月14日 宗祖降誕会(吉祥寺様にて)
 6月21日 大沢野町三派合同大本山講(当山)

【7月の予定】
 7月25日 猿倉社祭

お知らせ

◆6月13日(土)に、恒例の雨乞岩祭を行います。御前山山頂から20分ほど歩いた所にある窟で雨乞いの祈祷を行います。毎年第2土曜日に行うようになりましたが、今年は本来の13日となりました。当地域特有の珍しい行事ですので、地域理解のためにも、皆さまのご参加をお待ちしています。
◆6月21日(日)に、今年の大沢野町三派合同大本山講を当山にて開催します。真言宗、曹洞宗、浄土宗の檀徒会員の物故者追悼法要を中心とした御講で、各地区持ち回りで開催しているものです。当日は、午前中に戦没者追悼法要、午後は物故会員追悼法要を行います。富山市東富山寿町護国寺名誉住職 石田俊良僧正に法話をお願いしました。元高野山真言宗宗会議員の石田僧正は、日展会友の日本画家でもあり、幅広い見識をお持ちですので、深みのあるお話が聴けると思います。多数お参り下さい。

ひとこと法話

◆三派合同大本山講◆
 富山県は真宗王国といわれ、浄土真宗の寺院・門徒が多い地域です。三派合同大本山講は、少数派である曹洞宗、真言宗、浄土宗の檀信徒が集まって御講を勤めるものです。毎年6月頃、各地区持ち回りで行っています。御本尊やお参りのしかたに違いはありますが、どの宗派も○○○○居士(大姉)の六字戒名を用い、般若心経をお唱えするなど共通点もあります。
 当山は、真言宗の寺院であり、法要も真言宗の作法を基本に行いますが、焼香の回数などはご自分の宗派のお参り作法で結構です。戦没者や先祖代々の菩提に手を合わせ、追福菩提、家内安全、息災延命等をお祈りします。一年に一度、このような形で集うことに意義深さを感じます。まさに「手を合わせ、祈る心に二つなし」という思いがします。

     
 高野山真言宗紋(桐巴紋) 曹洞宗紋(両山紋)  浄土宗紋(月影杏葉) 

ご 意 見
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