船峅山帝龍寺報
ふなくらまんだら

第 68 号
平成21年8月発行
富山県富山市舟倉2334  高野山真言宗 船峅山 帝龍寺

今月の行事
 

【8月の主な予定】
 8月 5日 施餓鬼会と塔婆供養
 8月13〜16日 お盆棚経
 8月18日 観音祭と観音堂開扉
 8月29日 春日社・諏訪社祭
 8月31日 二百十日御祈祷

お知らせ

◆3月の涅槃会に併せて開眼した八体仏の施主を募集しています。これまでに六体の施主が決まりました。文殊菩薩(卯歳)、普賢菩薩(辰・巳歳)の施主になっていただける方は、早めにお知らせください。
◆8月5日(水)午後1時半から、施餓鬼会を厳修し、新盆の精霊をはじめ先祖代々の菩提を供養します。塔婆供養を行いますので、戒名、命日等をお持ちください。
 8月18日(火)午前9時から、観音祭で西国三十三ヶ所の御詠歌奉唱と富山県指定重要文化財千手観音の御開帳を行います。
◆このたび、当山諸仏奉拝の御朱印を準備いたしました。当山御本尊大日如来、観音堂御本尊千手観世音菩薩(秘仏)、姉倉比売本地仏嵯峨虚空蔵菩薩(秘仏)、雨乞岩旧本尊不動明王の4尊について、納経をお受けいたします。ただし、住職不在の折は事前に書き置いたものでご容赦願います。

ひとこと法話

◆納経と御朱印◆
 西国や四国の札所寺院をはじめ全国の寺社では、御朱印を授与している所が多くあります。御朱印を授与する「納経所」は、本来写経を奉納する場所であり、写経を納めた証として御朱印を授与したものです。御朱印をいただく際の300円〜500円は、御朱印の代金ではなく納経料としてお納めします。なお、神社では写経を納めることはありませんので、お参りの証として授与しているようです。
 今年になって、私も西国霊場を中心に、お参りをした際に納経をさせていただいています。御朱印が一つ一つ増えていくのは、楽しみでもあり参拝の励みにもなります。2回目以降は、前回のものに重ねて御朱印をいただくので、同じ寺院に何度も納経される方は真っ赤になっています。
 もちろん実際に写経をして奉納されるのが一番ですが、写経を奉納するのは大変だという方も、こういう形で納経の功徳を積まれるとよいでしょう。

ご 意 見
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