船峅山帝龍寺報
ふなくらまんだら

第 73 号
平成22年1月発行
富山県富山市舟倉2334  高野山真言宗 船峅山 帝龍寺

謹んで新春のお慶びを申し上げます。本年もよろしくお願いいたします。

今月の行事
 

【1月の主な予定】
 1月 1日 初祈祷、初詣
 1月 3日 門明け檀徒総会
 1月23日 文化財防火訓練

【2月の予定】
 2月26日 市場火祭り

お知らせ

◆高野山真言宗富山中組教師会で実施する高野山団体参拝の計画概要が決まりました。5月29日(土)〜31日(月)の日程で、参加費約50000円の予定です。
1日目…高野山(金剛峯寺拝観と写経奉納式、金堂にて御開創1200年御待受法要)
2日目…高野山奥の院参拝、当麻寺参拝、信貴山参拝(昼食)、長島温泉泊
3日目…弘盛寺参拝(ほうろく灸体験)、ひるがの高原(昼食)
 参加を希望される方は、4月20日までに参加費を添えてお申し込み下さい。
 また、御大師さまの御前に奉納する写経を受け付けています。参拝旅行参加の有無にかかわらず、御奉納ください。奉納料は1巻につき1000円です。よろしくお願いいたします。

ひとこと法話

◆しめ縄と鏡餅◆
 各家庭では、玄関先に注連(しめ)飾りをつけ、床の間に鏡餅を御供えしてお正月をお祝いします。しめ縄や鏡餅などの床飾りには、どんな意味があるのでしょうか。
 しめ飾りは、しめ縄を松竹梅や昆布、末広などの縁起物で飾り付けたものです。しめ縄は、御幣で雷、稲藁で雨を表し、五穀豊穣を祈願するもので、今年一年の幸せを願う気持ちを象徴しています。また、鏡餅は神棚の神鏡のように丸い餅で、家内円満を象徴したものです。裏白で裏表のない正直な心、橙で先祖代々の家門繁栄、譲り葉で子孫長久を表します。
 日本では、年末やお正月に特別な意味を持った風習が見られます。そして、行事や風習には必ず起源や意味があるのです。親から子へ、子から孫へと、行事や風習の意味を伝えていくことが私たちに求められているのではないでしょうか。

ご 意 見
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