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![]() 第 82 号 平成22年10月発行 |
富山県富山市舟倉2334 高野山真言宗 船峅山 帝龍寺 |
【10月の予定】 行事の予定はありません 【11月の予定】 11月7日 報恩講(加持土砂法会) 11月〜12月 檀家報恩講 |
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◆本堂向拝に、高野山開創1200年キャラクター「こうやくん」のパネルを設置しました。修行僧姿の愛らしいキャラクターですので、お参りの際にどうぞご覧ください。ご一緒に記念撮影もできます。数に限りがありますが、「こうやくん」のマグネット(¥450)と立体ストラップ(¥500)もありますので、よろしければお求めください。
◆11月7日(日)午後1時30分より当山の報恩講(加持土砂法会)を行います。昼食を準備していますので、お昼までにおいでください。当日は、法会に先立って御詠歌奉唱を行い、法会後に砺波市庄川町日照院住職糸数寛宏師の法話を予定しています。なお、法会中に撒く散華には、高野山開創1200年記念の図柄が描かれていますので、記念にお持ち帰りください。
◆散華◆
法会の中で、僧侶が蓮の花びらをかたどった紙を撒くことがあります。これを「散華」といいます。本来は本物の蓮の花びらを撒いて、法会の道場を荘厳するためのものですが、現在は美しい図柄の紙片を撒きます。真言宗では「散華」という声明(しょうみょう)を唱えながら、手に持った華籠から、1枚、2枚、3枚と3回に分けて合計6枚撒くのが正式の作法です。略式では、行道(ぎょうどう=回り経)中に数枚撒くこともあります。拾った散華は、仏さまとの御縁の証として持ち帰ることができます。
天女や舞楽などの図柄が一般ですが、無地のものや独自の図柄のものもあります。荘厳として仏壇に納められたり経本のしおりなどにされたりする方が多いようです。大勢の僧侶が華を散らす姿は美しく、法会の雰囲気を高めてくれます。当山では、毎年11月の報恩講で散華を行っています。ぜひお参りされ、散華をお持ち帰りください。